AZA明るさだけじゃさみしいから暗い夜道に色をあげた儚い光がそれを灯して色は還る目の奥の向こうまで這い蹲る地面はやがてひび割れその隙間に風が吹きそして新たな流れが生まれ空に渦を巻く雲がとぎれる旅立つ時は目の前にある旗を掴めまだ見えなくとも恐れる心全て捨てて 何もなくても全てがある