踊り続けろ / LUNAR FICTION ~ She's A Killer ~ | Answer

踊り続けろ / LUNAR FICTION ~ She's A Killer ~

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music selected by KAZ

written by mk



り続けろ

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どんな時があっても

足を止めてはいけない

たとえ音楽が鳴り止んでも

リズムは体に残っているはずだ

足を止めてはいけない

踊り続けろ 

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Answer

アーティスト : LUNAR FICTION

アルバム : Does Anybody Remember Laughter?
ソング : #3  She's A Killer



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Does Anybody Remember Laughter?
Does Anybody Remember Laughter?
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ルナ・フィクション
VECCA RECORDS (2009-03-04)
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Answer

彼女はただただ一方的に話しかける。僕はそれを聞くだけ。何を話したかなんて覚えていない。僕にとって会話の内容なんてどうでもよかった。彼女が最近買ったブランド物の服の話だったり、職場の腹が立つ上司の話だったり、僕にとってどうだってよかった。彼女と話すということが僕にとっては大切であり、それだけで満足だった。


だけど彼女にとっては違うみたいだった。彼女はとにかく話せればよかった。彼女にとって会話の相手は誰だって構わない。自分のくだらない話をただ黙って聞いてくれる人を求めていただけだ。いや、別に黙って聞いてくれなくてもいい。とにかく誰でもよかったんだ。誰でもいいから話せればよかったんだ。


僕はそれに気づいた時はとてもやるせなくて、惨めな気持ちでいっぱいになったよ。


ひとりぼっちの部屋の中で僕はCDを聞きながらウイスキーを飲む。


ウイスキーを一口飲むたびにスピーカーから聞こえてくる音楽が頭の中で踊る。頭の中で彼らの音が好き勝手に踊る。


彼女のことを考えようとする。だけどなんだか彼女への想いが探せ出せない。あの頃は彼女のことで頭がいっぱいだった。だけど今になっては彼女への気持ちが探し出せない。どれが彼女への気持ちなのか。今の僕にはわからない。


頭の中で音が踊っている。無邪気に、楽しそうに、気の向くままに。僕が必死で頭を整理しようとしても音は踊るのをやめない。


だから僕は諦めて一緒に踊ることにした。あれこれ考えるのは何だか疲れたよ。この音と一緒に踊ろう。僕はグラスに残っているウイスキーをいっきに飲み干した。


頭の中で僕は音と一緒に踊っている。音に身を任せて僕はステップを刻み、音と一体になる。


さっきまでの惨めな気持ちだとか、やるせなさなんてどうでもよくなった。踊ることでそんな気持ちはどこかへ消えていった。