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巨大モール「LCワールド本巣」廃墟っぷりが大注目 残ったのは「タマネギ無人販売」(Yahoo!ニュース)2016年9月12日
岐阜県民であって、かつ、バブル期前後以降に住んでいる方に
『思いつくだけ県内のショッピングモールを答えろ!』
と質問をしたら、まぁ、5番以内(拙者の勝手な想像)に出て来そうなのものが、今回ご紹介する
「リオワールド」
というところです。
現在は運営体が変わってしまい、『LCワールド本巣』という名前に変わったショッピング
モールとなっておりますが、今でも「リオワールド」という名前の方が通りは良いです。
そんな、「リオワールド」あらため「LCワールド本巣」てすが、どのタイミングかは分かりま
せんが、確かショッピングセンターのスーパーマーケットの 部分は当初は関西で強力な
「イズミヤ」
がテナントで入っていたはずですが、知らないうちに岐阜の大垣あたりが地元の『トミダ
ヤ』にテナントチェンジしており、さらにそのテナントの『トミダヤ』がとんでもないことに
なっていると知って早速、様子を見に行ってきました。
どういうことになっているのかというと、近隣に『モレラ岐阜』というショッピングモールが
開店し、さらに海外ブランド店などの取り込み等リニューアルを繰り返していった結果、お客 さんの落ち込みが大きくなり、その結果、リオワールドの方はどんどんとテナント店舗が撤 退をして行き、最終的にこのトミダヤだけが残ったという状況。
しかも、契約問題がありこのトミダヤはそうやすやすとは撤退できず、店舗として継続する 必要があるために「日持ちがする」という理由で玉ねぎの無人販売だけをこのショッピング モールで行うことにしたというコントのような状況になってしまいました。
広い床面積を誇るこのショッピングモールで、玉ねぎの無人販売だけというのは シュール過ぎます。
この手の「生ける廃墟」と呼ばれて真っ先に思い浮かべるのは、滋賀県のびわ湖のほとり、琵琶湖大橋のたもとにあるピエリ守山が当時、かなり話題になりました。
ピエリの「生ける廃墟」時代に撮影されたものがYOU TUBEにありましたので貼り付けます。2013年頃の動画です。↓↓
『生ける廃墟』と聞いて滋賀県のあの「ピエリ守山」を同種のものと思い浮かべる方も多
いと思いますが、あちらはまだ最終的には3つか4つまでは残って一旦クローズ。
それから復活した経緯というがあります。
こちらのリオワールドは『玉ねぎの無人販売』にシフト。
何があったのでしょうか?
では、さっそくレポートします。
岐阜市方面からの行き方としては、長良川にかかる橋のうち「ループ橋」になっている大縄場大橋を渡って、そのまま道なりに進んでいけば現地に到着します。
鏡島(かがしま)大橋サイドからでしたら、岐阜の環状線を走り、島大橋へ至る道を左折して行けば大丈夫です。目的地は旧本巣郡の真正町(しんせいいちょう)です。
ひたすらまっすぐ行きます。道なりに進んで行き、岐阜県の第三セクター鉄道の「樽見鉄道」の踏切を渡ればもうすぐです。岐阜の街中からでだいたい14~15キロくらい。信号に引っかかっても最大で30分までは掛からず到達できると思います。
三連休最終日の今日、夕方の17時頃に到着です。まだ明るい。↓↓
ほ~、知らなかった!1階には「キャッツ・カフェ」なんてあったのか、ここ・・・↓↓
キャッツ・カフェはこの東海エリアで展開している、女性には大人気の軽食やスイーツを 提供するお店。ほんと、女性には結構、人気なお店。まあ、もっとも、ここのは営業していないので意味の無い話ではありますが.....
こちらが入り口になります。↓↓
ショッピングセンター自体には数箇所、入り口がありますが、すでにこの1箇所を除いてクローズされております。したがって、唯一のモールへのアクセス路です ヽ(;´Д`)ノ
さあ、入りまっせ↓↓
入り口から入って数メートルのところで撮影。↓↓
で、すぐさま振り返って撮影 ↓↓
確かに照明があるので、「現役」だというのがわかりますが、本当に売り場は無人なのな('A`)
で、お目当ての『玉ねぎ』はなんと2個、ありました!! ↓↓
玉ねぎ1個のお値段として100円が高いのか安いのかは男の拙者はわかりません。
が、ネタ要素満載のこういう玉ねぎというのであれば、1個500円でも千円でも買ってしまう奴は続出でしょう。 拙者なら買うわな。うん。
代金の200円を後ろのアクリルで出来たボックスの「お会計箱」に投入し、玉ねぎは受け取りました↓↓
「お会計箱」には千円札も見えます。何個買ったんだろう?? ↓↓
このショッピングモールでは「玉ねぎ」のほか。「ガチャガチャ」もあります。↓↓
これから買いに向かわれる方、ちゃんとビニールも用意されておりますので、安心ですよ ↓↓
拙者の分と妻の分でちょうど2個、買えました ↓↓
このショッピングモールの位置関係おしては、玉ねぎの無人販売はここで行われております ↓↓
ちょいとピンボケですが、こんな感じでこの先は閉鎖されております ↓↓
「専門店街は閉店いたしました」の文言が悲しいです。↓↓
営業中と出ているのはモールの敷地の外で営業しているお店などです。モールの建物の中のお店ではありません。
営業されていた頃を偲ばせる食料品スーパーでテナントの「トミダヤ」↓↓
ベジタブル、ですか・・・・まあ、無尽販売玉ねぎの前エリアですので、はずれているわけでもなさそう↓↓
「フレッシュ」の英字が隠れていますが、「フレッシュ・フルーツ」のコーナーです↓↓
しかし、あるべき店内に商品も無ければ、照明もないところなんて「死んだも同然」な店内ですね。さびしさしかありません。
ここ、トミダヤに関する案内です ↓↓
別のところにあった案内表示。「業務内容を縮小して営業」って、縮小しすぎですがな↓↓
店内の避難経路図です。このモールのサイズがわかります↓↓
2016年現在においてはこのショッピングモールの床面積だと、それほど大きいものではない部類にはなりますが、オープンしたあの当時はかなり画期的で大型のショッピングモールでした。本当に大きかったですし、大きく感じました、当時。ヽ(;´Д`)ノ
ちなみにこの図で言いますと、玉ねぎの無人販売所はこのあたりになります ↓↓
間違いなく、世界最大級の「玉ねぎ無人販売所」であることは間違いありません。
ぜひ、LCワールド本巣には
ギネス世界記録
に申請をお願いしたいと思います。トミダヤでも可。
この状況を逆手に取るくらいの対応をぜひやって欲しいものです。ええ。
帰宅後、ふと考えてしまったのですが、玉ねぎ、あれって消費税込みで100円だったのかどうかが気になりました ('A`)/~~
ジャスト200円しか払ってないので、ビミョ~ですが、消費税についてのアナウンスが無かったので、一般的な無人販売の感覚で「税込?」という疑問すら湧かないまま帰ってきてしまっているのですが・・・・
トミダヤさん、教えてください........
ちなみに拙者が訪問したとき、岐阜ナンバー以外では「名古屋ナンバー」に、神奈川県の「川崎ナンバー」の車まで駐車場にありました。
はるばるお疲れ様です.......。
参考にですが・・・・テレビでもこの「無人玉ねぎ販売所」のニュースになっております。
<こちら>の『日テレNEWS24』ですが、せいぜい数日程度で削除されると思いますので、リンクが繋がっているうちに興味のある方はご覧になってください。
Σ(゚Д゚;)