明日は俺が大好きだったライターさんの
偲ぶ会、というやつが行われる。
この仕事をしてると
クソ忙しい時期が3つある。
お盆、正月、そしてGW。つまり今だ。
そんな時期に何故?
そんな声もあるだろう。
亡くなったのが2月なのだから
世間的にお別れシーズンである
3月にやるべきだった
そんな声もあるだろう。
うむ、ごもっとも!
それでも、これが現実だ。
偲ぶ会は明日、上野で行われる。
去年末デカい仕事をやったせいで
俺は当然この仕事にも名を連ねた。
何の相談もなく、だ。
不満は山ほどある。
時間はたっぷりあったのに
準備は全く進んでいない。
俺のせいかも知れないが
上司から指示どころか
内容さえ下りてこないし
聞きに行っても
大丈夫の一点張りなのだ。
これ以上、俺に何ができる?
名を連ねたことは光栄だ。
言われなくても立候補しただろう。
少なくとも若手の中では
俺が唯一、酒席を共にしている。
忙しくても関係なくやるさ。
でも、関わり方がハンパすぎて
とても気持ち悪いのも本音だ。
遺族の方、ご友人
そしてファンにとって
本当に偲ぶことが出来るのか。
会が明日だというのに
俺にはその自信も目論見もない。
それでも明日はやってくる。
準備の遅れは認識の甘さに尽きる。
俺たちが去年末に
散々苦労してあのイベントを準備したのに
それでも失敗を避けられなかった。
1番文句を言った人が
1番理解してない人なのだ。
俺はやれることはやった。
誰も知らないし、知らなくていいが
明日、きちんと準備されているものは
俺か伊東さんのご友人のおかげだ。
明日、会が終わったら
きっとささやかな宴が開かれるだろう。
幸か不幸か俺は出席できない。
もう一つ、GWとは関係ない仕事が
その直後に行われるからだ。
それでいい。
恥ずかしさのあまり
到堪れずにお酒を飲むなんて
伊東さんやご友人に対しての
最大の侮辱だ。
皆、酒が好きで、パチンコが好きで
はぐれ者だからこそ強い絆で
結ばれていたはずなのだ。
俺は明日の酒席に出れないことを
むしろこう思っている。
伊東さん、そしていわゆる神様的なヤツの
俺に対するご褒美だ、と。
伊東さん、明日飲めない分は
きちんと飲んできました。
力及ばず、ハンパな会でごめんなさい。
それでも、Tさんが言ってました。
客が来なくても、どんだけボロボロでも
本当に伊東さんの事を慕っている
俺たちだけでも送ってやればいい、と。
ご友人の方たちは
本当に協力してくれました。
素敵な友人を持っていたこと
誌面の印象とは裏腹に
周りに愛されまくっていたこと
改めて痛感しました。
羨ましいと思います。
当たり前のことがしたい
最期にそう遺された貴方。
明日のことはすべて僕らにとって
当たり前のこと。
会が無事に、誰にも恥じずに終わるよう
頑張ります。
また明日、お会いしましょう。
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