(相対的に)過大な要素を減らす


高血圧における塩分制限、糖尿病における砂糖の制限(代替の人工甘味料を用いる場合がある)、高脂血症における油分の制限などで、該当疾病の病状増悪防止や予防、治療効率の向上を目的として行います。


なお、糖尿病の場合は、「総カロリーの制限」も併用することをオススメします。


また、腎臓病の場合は、塩分やタンパク質の制限を行うことがあります。


疾病治療時の薬剤によっては、特定の食物を制限することがあります。
(例:ワーファリン服用時の納豆摂取の禁止)。


(相対的に)過小な要素を増やす


低血糖症における糖分摂取、持久走など運動の前に行う炭水化物を主体とした食物の摂取(カーボ・パーティー)、鉄欠乏性貧血の場合に鉄分を多く含む食物の摂取、便秘症の場合の食物線維豊富な食事の推奨、美容のために各種ビタミン類を多く含む食物の摂取などのことです。


場合によっては保健機能食品(特定保健用食品・栄養機能食品)によって不足分を補うこともあります。


手軽なため流行しているが、本来は日常の食事で補うことをオススメします。