自分にとってのパールレース | す~でらトーク

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豪華帆船 SUPER DELUXE号のキャプテンが、海や街を航海するおはなし。                  写真は的矢湾

来る7月27~29に三重県志摩半島の五ケ所湾から


江の島までのヨットレース 第54回パールレースが開催されます。




このレースは ヨットで志摩~遠州灘を越え、伊豆諸島の利島を回り


江の島までを 夜もぶっ続けで走るタフなレース。


もちろん 外洋を走るのだからキャビン付きトイレ付きのクルーザータイプ


のヨットでのレース。




実は私、このレースには人一倍 思い入れがあるのです。


小学6年の頃、このレースは鳥羽港からでした。


我が家に係留してるヨットが毎年出場するので


スタートを家族で見に行くのが恒例行事。


それもデッカイ漁船かやたら速いモーターボートで。


海面に行ってみると 名古屋からいつも遊びに来てくれるヨットや


おやじの知り合いが沢山で笑えた。


そこをおやじが暴走するので ヨットマン達にとっては迷惑な事だったに


違いない。


当時は130~160艇の参加艇がいたので、それはもう華やかでした。




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当時 俺もいつかこのレースに出たいなあ~


なんて思ったものです。




それから数年後には念願の初出場を果たします。14歳だったかな。


鳥羽から40時間 身体がもつかなあ とか


海に落ちたらどうしよう と緊張しました。


当時はGPSなど無く 海図と灯台を見て走る事が主体で


冒険もいいところ。


ただ、夜に見える星空の綺麗なこと


走ってきた水面に残る夜光虫の帯


これだけは忘れられない。




これまで13回ほど出場いたしましたが


優勝はまだ無い。




次は 自分のヨットで出場して 優勝するのが夢。




今年は まだ実現できません。ショック!




我々は同じ日に 伊豆の伊東へ渡り


伊東~浦賀までのレースに参加します。


このイベントは後日レポートします。




  


34回大会では 記念Tシャツもデザインさせていただきました。


今年で54回だから20年前の作品




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