社不です。
みなさんはピッチドロップ実験というものを知っていますか?
ピッチドロップ実験とは個体のように見える物体が実は粘性の
非常に高い流体だということを学生に教えることを目的として
始まった実験です。
はじめこそ目的を持った実験ではなかったようですが、
現在の科学において非平衡系(ゆっくりと変化する)分野において
深い示唆を与えているようです。
ピッチドロップ実験はライブ配信されており、以下のリンクから視聴することができます。
なお、次の滴下時期については周期の予測が難しく、2027年~28年と予想しています。
これは、過去の滴下周期(過去9回)からの想定となっています。
というのも、1938年から始まったこの実験
1988年に7回目の滴下が確認されるまでは7~9年に1度滴下する
ということが確認されていましたが
当初の実験条件において、温度が規定されていませんでした。
1988年に空調設備を完備した場所にて継続して実験を行うようなり
以降は1滴滴下するまでに12~13年かかっているという状態となっています。
最後に滴下が確認されたのが2014年4月ということで、そこから13年前後を足すと
27年前後だと個人的に予測しているというわけです。
ということで興味のある方はぜひピッチドロップ実験を見てはいかがでしょうか?