5月30日 第55日目 その1
千葉県
AM5:00
起床。
シュラフはぐっしょりと濡れている。
未だ夢の中の友達の写真をとってイタズラ。
AM6:00
朝食。
彼が持ってきてくれた弁当を温めていただく。
AM8:00
しばし談話した後、出発。
彼は埼玉へ戻り、わしは九十九里へ南下する。
AM8:00
R16 → R126 → R18 →R30、九十九里浜へと抜ける。
もうここからの道には地図が必要ない。知っている千葉県だ。
雲は厚い。
さて、鹿児島の佐多岬で会った人を訪ねてみよう。
AM10:00
九十九里ビーチラインからR126で南へ。
JR大森駅で彼と待ち合わせをすることに。
AM10:30
佐多岬で出会った方の家にお邪魔することになった。
シャワーを借り、昼食までご馳走していただいた。
お土産にはビールを持参。
PM3:00
ずいぶん長居してしまった。
手厚く礼を言って、いすみ市を後にする。
PM3:30
月の砂漠、御宿海岸に到着。サーファーが多い。
雲は多いが、日が差し、海は光り出して来た。
また、気持ちは旅の終わりに揺れだす。
PM4:00
給油 31,313km
R128、安房小湊海岸へ。
いつかの夏に花火を見たベンチだ。
ガソリンスタンドを出たあたりから、息が苦しい。
意識しないと上手に呼吸ができない感じだ。
動揺している。
PM6:00
R128から、フラワーライン、野島崎灯台と言う南房の黄金コース。
ちょうど夕日の時間だ。
房総の海岸は、今日はあまりにも美しい。
あんなに大きかった雨雲を覆した何かに、静かに感謝する。
今日の海が、1番きれいに見える。
房総最南端を押さえてしまった今、後に残っているのは自宅へと近づく道だけだ。
旅が、終わる。。。
PM6:30
東京湾に最後の夕日が沈んだ。
じっとその様子を見ていた。
言葉にならないが、今までで1番きれいな夕日だった。
少しずつ暗くなりだす。
最後の夕日がすべて沈んだ。
後半へつづく