<長文です。士気上がります。
(ただ、あんまりフライドチキンは食べないほうが健康には、いいです。)
カーネルサンダース物語。
そのころ私が抱き続けていた思いは
 「ケンタッキー・
 フライドチキンは素晴らしい」
 という信念だった。
 レストランのオーナーにとっても
 素晴らしいし、
 とりわけそれを食べる
 お客様にとって素晴らしいと。
 アメリカの実業家           
      カーネル・サンダース
世界初のフランチャイズ・ビジネスを
作り上げ、億万長者となった、
ケンタッキー・フライドチキンの創業者、
カーネル・サンダースは、
15才で社会に出て、さまざまな
仕事をして、家族を支えました。
30代後半、ガソリンスタンドの
経営を始め、
ガソリンスタンドに
小さなレストランも作ります。
店は繁盛して、45才になった
彼の事業は成功を収めます。
そんなサンダースは、
65才の時に全財産を失うという
試練に見舞われるのです。
時代の変化によって、
彼は店もお金も名誉も
一瞬で失ってしまいました。
老後の年金も
わずかの金額でした。
全てを失った彼に残っていたのものは、
唯一、お店の人気メニュー、
フライドチキンのレシピでした。
彼はこのレシピをレストラン経営者に
売って、売上の何パーセントかを
もうらうという、ビジネスを思いついた
のです。
しかし、この前代未聞のビジネスプランは
すぐには受け入れてもらえませんでした。
彼は車に寝泊まりしながら、
全米を周りました。
来る日も、来る日も、
ボロボロの中古車に寝泊まりしながら、
説明用の食材で飢えをしのぎながら、
人に会い、ビジネスプランを話しました。
しかし、契約書にサインをしてくれる人は
誰一人いませんでした。
では、なぜ、彼は世界初のフランチャイズ・
ビジネスを成功させることが
出来たのでしょうか?
そう、その答えは、
彼は成功するまで、
あきらめなかったからです。
彼には強い信念がありました。
「ケンタッキー・フライドチキンは素晴らしい」
という絶対的な信念が。
その強い信念が絶望を希望に変え、
大きな奇跡を起こしたのです。
彼は1000回の拒絶に遭っても、
まったく、ひるむことなく、
真っ白スーツに身を固め、
自信に満ちた笑顔と情熱に溢れた態度で、
1010人目の面談者から契約をもらい、
世界初のフランチャイズ・ビジネスを
スタートさせるのです。
その後、この調理法は世界80ヶ国に広まり、
1万店舗のチェーン店となりました。
彼は自分の売っている商品に
絶対的な自信を持っていたのです。
彼は必ず「イエス」と言ってくれる人が
いることを心の底から信じていたのです。
自分の夢を叶え、成功する人を
支えているのは自信ではなく、
  
必ず夢が叶うという思い込みであり、
それを「信念」と呼ぶのです。
多くの人は夢を持つことはできます。
しかし、絶対に夢は叶うという
信念を貫けないのです。
では、強い信念はどのようにして、
つくればいいのでしょう。
それは、たったひとつ、
「繰り返し行う」ことです。
ひとつの事を繰り返し、繰り返し、
何度も行うことだけです。
その繰り返しが心に火を付けるのです。
毎日繰り返すことで、
自分の思いが、
自分の心に根を降ろすのです。
あきらめない心をつくってくれるのです。
繰り返すことが信念を貫くことに
なるのです。
「人生は自分でつくるもの。
 遅いということはない」
      Byカーネル・サンダース

(た