誰でもきいたことのあるテレビアニメ『アンパンマン」の主題歌

『アンパンマンのマーチ」


曲自体は、有名だし、聞いたこともあるでしょうが、その歌詞に込められたものが、とてつもなく深く、重みのあるものだということを最近知りました。


まずは、下記に歌詞を引用します。作詞は『アンパンマン」の原作者の

故やなせたかし さんです。


(作詞 やなせたかし)


そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも

何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ!
今を生きることで 熱いこころ燃える
だから君は行くんだ微笑んで。

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも。

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為

何が君の幸せ 何をして喜ぶ
解らないまま終わる そんなのは嫌だ!

忘れないで夢を 零さないで涙
だから君は飛ぶんだ何処までも

そうだ!恐れないでみんなの為に
愛と勇気だけが友達さ

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為

時は早く過ぎる 光る星は消える
だから君は行くんだ微笑んで

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえどんな敵が相手でも

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為



じっくり読んでみると、その深みにハッとさせられます。


(第一行からして ”そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも” そのあとの ”何の為に生まれて 何をして生きるのか答えられないなんて そんなのは嫌だ!”

生きることに関して、真正面から切りつけてくるような歌詞です。)


実は、アンパンマンは最初は、今とはまるで違った描かれ方をしていたこと、


その誕生の背景には、原作者のやなせさんの 戦争での体験があったようですが、そのことは、また次回に書かせていただきます。


アンパンマンのマーチ

http://www.youtube.com/watch?v=vYJDjC7ptNY