『この時期に3歳戦ノハンデ重賞?』


そう思われている方も多いかもしれない。確かに3歳馬はまだ今後に限定の菊花賞やそのトライアルレースがあり、それに向けてここでハンデ戦を設ける意図は見えないといってもいいだろう。


しかし、実際にそういった番組があるのだから、それはそれで仕方のない事。


ダービーが終了してまだ1ヶ月。このレースに出走する陣営の意図は?


ドリームカトラス

ハイペースを好位から押し切っての1分33秒0のレコードは前日に行われた古馬1000万条件の時計より0.5秒速い優秀なもの。血統的に距離の延長は不安も福島で1枠を引いたのならばそれほど気にすることもないだろう。陣営の想定ハンデは55キロだったらしく、それより2キロ軽い53キロならばアッと言わせる走りを見せて驚けない。問題は道悪となった場合。


ガルボ

シンザン記念優勝馬。皐月賞、NHKマイルCは見せ場がなかったが、このメンバーならば話は別。トップハンデの57キロを背負うがここ2戦と違って外を回さずに済むこの枠を引いた以上、うまく立ち回れば上位争いをしても何ら不思議でない。人気が落ちる今回こそ妙味?


レト

距離が延びたマイル戦でも大きく崩れることがなかったが、ワンパンチ足りなかったのも事実。さらに今回は距離が延びるだけに静観が妥当に思われるが立ち回りのうまさは今回大きな武器。外枠を引いたのはマイナスだが、うまくロスなく乗ることができれば、ここは唯一の福島経験馬(1 2 0 0)だけに侮れない。


コスモヘレノス

人気は全くないが弥生賞5着、毎日杯6着のある馬。近走は先行策を取れずに敗れているが、今回はチークピーシーズからブリンカーに矯正馬具を変更。石橋脩騎手が思い切った先行策を取れば渋太い馬だけにチャンスがないとは言えない。


モズ

まだ気性の幼いところが残るが、それでも 2歳時には見せ場のあるレースをしていただけに今後が楽しみな1頭。今回からブリンガーを着用するが追い切りを確認した現場からは「かなりまじめに走るようになった」との報告。小回りで時計を要する馬場になれば見せ場以上も。


シャイニンアーサー

前走のエーデルワイスSは前半37.3のスローペースだったが、結果的に後方に控えたのが失敗した形。それでもメンバー最速の上がりを見せたのだから血統馬らしく能力は確か。3走前に道悪で勝っているよいにパワーも兼備した馬で53キロならば一発があっても驚けない。あとは小回りコースで大外からの競馬を騎手がどう乗るか。


レッドスパークル

こういった比較が正しいかどうかは別として東京スポーツ杯ではダービー2着のローズキングダムに0.3秒差、京成杯ではダービー馬のエイシンフラッシュに0.4秒差であればここで当然主役の1頭。青葉賞の大敗はいただけないが、皐月賞を使っての中1週での輸送が応えたか?リフレッシュした今回は見直せるはずだが人気は…。完全に人気の盲点。