NHKマイルCの覇者、ダノンシャンディが出走を取り消したものの好メンバーが揃ったといえる今年のダービー。

2度と訪れることのない1度きりのダービーの舞台で好走するに必要なのはスピードか?スタミナか?それとも鞍上の手腕なのか?


『ダービーはもっとも運の良い馬が勝つ』と言われるが、それも勝てるだけの条件が揃っている馬の中で運の良い馬であるのは間違いない。


果たして第77代のダービー馬となるのはどの馬なのか?


ルーラーシップ
ご存知、母は名牝エアグルーヴ。まだ気性、馬体共に成長途上は明らかでそれでいて、前走のプリンシパルSの圧勝は血のなせる業なのか?器用さがなくこれまでは取りこぼしもあったが、広い府中ならば今度も心配はいらない。鞍上は昨年こそ騎乗は無かったがディープスカイ、ウオッカの優勝をはじめ4回連続ダービーで3着以内の四位騎手。この枠ならば互角以上の評価が必要だ。


ヴィクトワールピサ
デビュー戦こそ2着に敗れたものの、その後は5連勝で皐月賞を制覇したこの馬にあえてケチをつける必要はあるだろうか?武豊騎手がいろいろ教育をしてきており、どのような競馬になっても対応できるのがこの馬の強み。あとは岩田騎手が平常心で乗ることができれば自ずと結果はついてくるだろう。


エイシンフラッシュ
休み明けで望んだ皐月賞は11番人気で3着。改めてこの馬の強さを見せつけた形だが、立ち回りのうまさを活かすのにこのコース替わりはプラスではない。1枠を引けたのでロスなく乗れるのはプラスだが、当日雨で馬場の内がオークス同様に悪くなると…


ゲシュタルト
以前は気性の悪いところがあったが使われる度にそれもましになり安定した成績を残すようになった。ただし皐月賞を見る限りここで勝ち負けするにはワンパンチ足りない。勝負根性が抜群の馬だけに、最後の直線で叩き合いになれば望みもあるだろうが、枠も少し外になり過ぎた感じ。


ローズギングダム
昨年末まではヴィクトワールピサと並びクラシック候補の筆頭にあげられていた2歳チャンピオン。3歳になってからの2戦はそれぞれに言い訳がつき、東京スポーツ杯2歳Sを勝った府中に替わるのはプラスも、直前に挫石に見舞われたのが痛い。また馬体もこれ以上減らないことが条件となる。


リルダヴァル
昨年9月の野路菊Sを勝った時には来年のクラシック候補と言われたが、その後に骨折が判明。半年の休養を余儀なくされ復活後は歯痒いレースが続く。どちらかといえばスピードタイプだけに距離が延びるのはマイナスで、ここも善戦はあっても勝ち負けまでは?


ヒルノダムール
暮れのラジオNIKKEI杯2歳Sでヴィクトワールピサやダノンシャンティと僅差のレースをしていたのだから皐月賞の6番人気はまさに人気の盲点となったといえる。ケイ古は一杯に追われたが前走よりもプラス28キロは馬体に実が入った証拠。鞍上はフサイチコンコルドでダンスインダークをダービーで負かした藤田騎手。ここ一番の勝負強さを発揮できればダービー制覇も夢ではない。