いつも言われていることですが古馬となった牝馬が狙うGIは芝の場合、春がヴィクトリアマイル、秋がエリザベス女王杯しなく、この時期に行われる牝馬の重賞戦に出走する馬の目的は限られてきます。
ヴィクトリアマイルに向けて賞金の上積み。その多くがそうでありここを叩き台とするような馬は逆に珍しいことになります。
実際にこの中山牝馬Sの前には京都牝馬Sがあり、そこを使われて今回勝負をしそうな多くの馬がこの中山牝馬Sに出走を予定しています。恐らくここで賞金を上積みしてヴィクトリアマイル前にひと叩きするのがベストのローテーションでしょう。
実際に過去10年の連対馬20頭中、9頭が京都牝馬S組でした。
また現状ではヴィクトリアマイルに出走が厳しい馬にしてみればこのハンデ戦は賞金の上積みをする絶好のチャンスといえるでしょう。
昨年は前走準オープンを使っていて軽ハンデ(53キロ)だったダンスオールナイトが11番人気で3着、一昨年も同じく前走で準オープンを使っていて軽ハンデ(51キロ)だったマイネカンナが13番人気で2着。
こういった馬に注目することが必要です。
今回、個人的にそのような馬で私が注目する馬がいます。小島太厩舎のコロンバスサークルです。
前走は準オープンを使っていた馬だけにハンデは今回53キロ。人気もそれほどないでしょうが、妹は桜花賞候補の1頭であるアプリコットフィズ。姉のこの馬も素質は以前から高く評価されていた馬でした。
同じく前走準オープンを勝ったばかりのブライティアパルス。この馬の場合はコロンバスサークルのように血統論を持ち出すまでもなく、秋華賞4着の実績のある馬。クラスが一旦下がったものの1000万、1600万を連勝してきて今回ハンデが53キロ。
こちらも人気にはならないでしょうから面白い馬だと思います。