まだ乗り始めて3回目のZZR1400。

 

何が今までと違うのかというと、

タイヤがラジアルになりました。

16歳の時からバイクに乗ってきて、

最初のバイクがZ400FX。

次がGPz750R。

いずれもバイアスタイヤ。

 

バイアスタイヤは硬くてコーナーリング中も

タイヤのサイドは潰れない。ので、タイヤの端まで使わずに車体と身体で曲げる方向で。

これが直線番長と言われるゆえん。

 

でもさぁ、もう少し曲がりやすいバイク作ってよ!からのAVDSなんですよ。

 

コーナーが近づいてくる

フロントブレーキを軽く掛けてフロントフォーク縮める

少し遅くにリアブレーキ掛けながら、フロントブレーキをリアブレーキの掛け方と同じくらいに抜いて行く

フロントフォークが伸びてリアサスが連動して下がることでリアタイヤの接地感が増す

フロントタイヤがインにキレてからの

アクセルを開けると、さらにリアタイヤにトラクションがかかって

楽にコーナーを抜けられる

 

文章にすると長ーいけど、

バイアスタイヤのデメリットを解消しようと企画したような感覚なんですよ、AVDSって。

 

でね、ZZR1400をコーナーに連れて行った時、

いままでのAVDSの走らせ方しか知らないから

普通に走ってみると、あれ?AVDS付いてる!

しかもインに切れ込む懐かしい症状も健在❣️

 

カワサキの設計者さんってこういうの好きなのかな?左はより切れ込むというオーナーさんがいますけど、道路は水捌けのために左右に下がっているから、左に曲がるコーナーは左さがり。右に曲がっていくコーナーは右上がりな路面。

セルフステアは下がる方に強くでるから、左曲がりのコーナーは切れ込みやすい。

 

GPz750Rと違うのは装備重量で50kgくらいZZR1400の方が軽いから、きちんとフロントフォークを縮ませてからのフロントブレーキの抜きとリアブレーキ掛けながらアクセル開けがマッチングすると、まるで線路を走っている感覚。

 

ただね、GPz750Rのときはこちらからバイクに、そろそろ行くよ!アラよっと!な感覚でお尻からズラして、アナログ操作感満載な走り方でした。それがZZR1400になるとまるで自動操縦みたいにバイクが勝手にコーナーに近づくとセルフステア発動からの、こちらは置いてきぼりでバイクだけ先に行っちゃうみたいな。

 

なんにもしなくてもバイク任せでどんどん走ってしまう。ギアも3か4に入れっぱなしで変速しなくても太いトルクで走れちゃう。まるでオートマバイク。これだからかつてレンタルバイクでZZR1400を借り出したときに談合坂サービスエリアから八王子料金所まで居眠りできたわけだ。^_^

良い子は危ないからやめましょう^_^

 

タイヤを潰して走る、というと何やら難しいですけど、AVDSの走らせ方ってまだラジアルタイヤが一般化してないときにラジアルタイヤ風な走行感覚で曲がれて走れるのを目指していたのかな?

初期型でエアサスのAVDSが付いているGPz750RやGPz900RオーナーさんでZZR1400乗りの人なら、わかるかな?わかんねーだろうなぁ^_^

 

 

 

 

 

タイヤ、初めてみたら、ダンロップ スポーツマックス GPR300って書いてありました。

 

昔の別冊モーターサイクリストでラジアルタイヤの走らせ方のお勉強しなくちゃ^_^