最近たまに、Facebookなどでこういう画像を伴ったコメントを見る。
ニンジャ生誕40周年なわけね。
1984年というと自分20歳。
ニンジャが国内で販売されたのは1984年4月。
一般にはGPz900Rこそが初代ニンジャとして国内でも華々しくデビュー!というイメージで語られますが、実際にはGPz900Rの自主輸入というルートでの販売価格は140万円ほど。円ドルベースの価格が1ドル150円くらいの時代。
比して国内正規販売モデルのGPz750Rの販売価格は76万円くらい。保証も付くしメンテナンスも自己責任ではないし、価格はほぼ半値。
GPz750Rなんて売れなかったんじゃなくて、半値で買える高性能正規販売モデルとして納期3ヶ月待ちなんてザラなくらいの売れ行きだったんです。
1984年だとうちの奥さんも存命中だったしね、未来がまだまだ明るく見えた、いい時代の最後かな。^_^、
でね、GPz750Rのカラーは赤銀、赤黒と赤ベースが多かったのですが、輸出仕様のGPz900Rには青もありました。みんなでカワサキに電話して、青出ないんですか?って聞いたら、カワサキの回答は、ほかのメーカーさんで青は人気がなかったのでカワサキとしては国内正規販売モデルには青は出さないです!
で、友人は痺れを切らして赤銀モデルを発注、自分は来月まで待つ!と言ってみたら、7月にしれっと青銀登場!7月に発注して納車は9月11日くらいかな?秋の連休に間に合うように、ということでギリギリ間に合ったんです。
1984年当時、この場所はまだ、ひろこのというバイクショップだった。
ここにあったひろこのというバイクショップの、
水野くんというメカニックの方が、「今度のカワサキはすごくいいらしいですよ!」と言ってキーを渡してくれて、エンジンをかけた時の超低音サウンドは忘れられないですね。
9月11日にお店に入ってきたけどすぐに受け取らないで、次に給料が出たらにする!と受け取りを先延ばしにしたのが運の尽き。
その翌週に北海道の室蘭から軽トラックで陸路わざわざひろこのまでやってきて、どーしても84年型の青のニンジャがほしい!カワサキに聞いたらこのモデルが明石を出た最終ロットらしいということで交渉にきた!というので1kmも走らさないで手放したバイク。
その後、奥さんは翌年に亡くなってしまい、
バイクにも乗らなくなって数十年。
教習所で大型バイク免許が取れますよ、と地元警察が教えてくれてからの大型免許取得。
てかさ、中型免許しかなくて1984年にナナハン購入したのは、まあ、条件違反ってことでね。
レンタルバイクで新車のzzr1400を借りて5-6建乗ったかな?立ちごけしたり、試験場のコースで白バイのおねえさんとバトルしたり、楽しい思い出の多いzzr1400。
でね、レンタルバイク高いのよ!
でさぁ、20万くらいで買える中古のナナハンを探してみたら青いGPz750Rのバイクが北海道の室蘭のバイク屋さんにあったわけ。
え?室蘭⁈
で、いってみたわけよ、わざわざ室蘭まで。
で、よく見たら、自分のバイクだったというオチ。
が、いまはこんな姿になりました。
直るのか?もう15ヶ月目だけどね。
最後まで欠品だったインテークバルブはワンオフで作ってくれるところが見つかったけど音沙汰なし。
いつまでもバイク無しで昨年からの呑み台が120万円近くまで嵩むので、一念発起して、バイク買おう!と計画してみたのがzzr1400。
って、おんなじ場所をぐるぐる回っているだけかもしれないなぁ。
いつまでも直らないバイクに待ち切れないうちの死んだ奥さんが、約束通りにお迎えにくるのかとおもいきや、バイク買え!中古で!って言うからさぁ、何かあるのかもしれないね。金運はないけど^_^、