都営大江戸線の築地市場駅より歩いて5分ほどのところにある、波除神社(なみよけじんじゃ)です。江戸時代初期の1659年、築地の埋め立て工事が難航する中、波除神社は創建されました。波風が収まり埋め立て工事が無事に終了したことから、「災難を除き、波を乗り切る」と信仰されてきました。

鳥居をくぐり、境内に入ります。

神明造り(しんめいづくり)の本殿は1937年に再建されました。

本殿です。

「厄除天井大獅子」です。

重さ1トンにもなる獅子で、樹齢3000年の黒檜(くろべ)の原木で作られています。

奥にある「吉野家」の石碑は、築地市場に牛丼の吉野家一号店が開業したことを記念し、建立されました。