西武秩父線の西武秩父駅よりバスで70分ほどのところにある、三峯神社(みつみねじんじゃ)へ行ってきました。西武秩父駅から30キロ以上離れている秩父の秘境にある神社です。三峯神社は日本武尊(やまとたける)が創建したと神話時代の伝説が残る歴史ある神社であり、標高1100メートルの大自然に囲まれた人里離れた場所にあります。関東最大のパワースポットとか、参拝すると人生が変わる神社とも言われています。


「三峯」は、妙法ヶ岳(みょうほうがたけ)・白岩山(しらいわさん)・雲取山(くもとりやま)の三山のことです。

大自然の中にある参道です。

遥拝殿(ようはいでん)です。奥宮を眺めるための場所です。

秩父の山々が一望できます。タイミングが良ければ、ここから雲海を見ることもできます。

美しい随神門(ずいじんもん)が見えてきました。

1691年に建立された神門の美しさは圧巻です。

神門の前には、狛犬ではなくオオカミがいます。日本武尊を三峯神社の場所まで道案内したのがオオカミだったとされ、神の使いと言われています。

重厚感のある神門を通ると、空気が変わるように感じます。

青銅鳥居です。1845年に建立されました。

高さ6メートルにもなる八棟灯籠(やつむねとうろう)です。1857年に建立されたものです。

手水舎です。

1853年に建立され、鮮やかな色彩と見事な彫刻は目を奪われます。

本殿が見えてきました。

1800年に建立されました。

龍や獅子、鳳凰、鶴などの精巧な彫刻は非常に見応えがあります。

どの方角から見ても、豪華な装飾が施されています。

石畳に浮き出た龍です。2012年の辰年に突然現れたそうで、パワースポットとされています。

御神木です。樹齢800年以上の大きな杉です。

3度深呼吸をし、手を合わせて祈ると良いそうです。

本殿と開山以来の祖先の霊を祀る祖霊社、紅葉している木々は美しい光景です。

本殿には、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)がお祀りされています。

日本神話の根源であり、国土形成の中心的神とされた国常立尊(くにのとこたち)が奉られた国常立神社です。

神楽殿です。

本殿横には末社が並びます。伊勢神宮です。

東照宮、厳島神社などが続きます。

神社御由緒の上からもオオカミが見ています。