JR谷保(やほ)駅より歩いて3分ほどのところにある、谷保天満宮(やぼてんまんぐう)へ行ってきました。湯島天神、亀戸天神社と並んで、「関東三大天神」と言われています。菅原道真が大宰府に左遷させられた際、道真の三男である道武(みちたけ)は、武蔵国である現在の国立市谷保に配流させられました。903年2月、道真が亡くなった知らせを聞くと、道武は自ら像を刻み、父を祀ります。これが谷保天満宮の起源だそうです。


国道20号に面した鳥居をくぐると、緑豊かな参道です。

東日本最古の天満宮で、交通安全祈願発祥の地としても知られています。

境内最初にある狛犬です。

谷保天満宮は、約350本の梅やアジサイが楽しめることでも有名です。

手水舎です。

「座牛(ざぎゅう)」です。菅原道真が亡くなり、悲しみのためにその場で動かなくなった牛です。

御神牛です。牛は菅原道真とご縁が深く、天神様のお使いとして大切にされてきました。

苔むした狛犬は1888年に奉納されました。狛犬の奥にはたくさんの絵馬が。

本殿です。

見事な彫刻です。1851年に造営されたものが、改修されつつ現存しています。

「筆塚」です。使い古した筆の供養を行います。今では菅原道真は「学問の神様」と言われていますが、もともとは「書道の達人」でした。

厳島神社です。弁天池には鯉やカメがたくさん泳いでいました。