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スーパーで愛を見つける人

 

 

先日のできごと

 

商品補充で出た段ボールを

バックヤードで片付けようと

手押しの台車に載せて

移動していた時のこと

 

店舗裏の道路に面した場所に

大きく開け放たれた

トラックなどが入る

広めの搬入口があるのだが

 

その近くの段ボール置き場に

明らかに店員には見えない

私服の女性がスッと立っていた…

 

30代くらいだろうか

ショルダーバッグを肩にかけて

リサイクルにまわされる段ボールを

じっと見つめられていた

 

私服とはいえ

もしかしたら入れ違いで帰宅する

自分が知らない

同じ店の関係者さんかもしれない…と思い

 

「お、おつかれさまです…」

 

と小声で会釈をして

段ボールを片付けたのだが

特に返って来る反応はなく

 

醸し出される雰囲気は

店内の人間とは全く違うので

やはり外部から入り込まれた方のようだった

 

日本のスーパーは裏口といえども

誰でも入ってきて

誰でも持って行こうと思えば持って行ける

見える場所に

商品を山積みにして置いている

 

そんな場所の近くとはいえ

なぜ?と考えていたら

段ボールを積み込む専用台車に

書かれている文字が目に入った

 

 

「ご自由にお持ち帰りください」

 

 

と書かれているではないか!!!!

 

 

入ってきて当然よな!

 

 

その女性は単純に

段ボールを持ち帰ろうとされていたのだ

 

店内にも

買い物されたものを入れて

自由に持ち帰ることができる

段ボール置き場が設けられてはいるが

 

裏口にたたずむ方は滅多にいないし

見かけることも初めてだったので

少し不審に感じてしまった

 

今の時代は貴重な資源で

いずれ業者さんが回収して

リサイクルされるものではあるが

結構ほしいともらいに来られる方は多い

 

大胆な方は表からではなく

本当に裏口の内部の内部まで入り込んで

お願いに来られることもある

 

 

【結論】

日本って平和