かくもヨーロッパの人はあの黒い悪魔が好きであることよ。
ゲルマン日和さんの記事を見かけて、思わずリプログをしてしまいました。
ドイツ語では「ラクリッツ」なんですね。フランス語では「レグリス」。
日本語だと甘草…………? 漢方で使われることはあっても、日本じゃお菓子に使われてはないと思う。
むかーしむかし、PLAZA(旧ソニプラ)で、これの黒いグミが売られていたなあ。
ぐるぐる巻きの……タイヤみたいなあれ。食べたことないのに「タイヤみたいな味がする」という謎の言葉を残して皆涙目で呑み込むアレ。
Haribo Konfekt-Stangen 150 pcs
1,637円
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ぐるぐる巻きのじゃないけど、これね。
HARIBO (ハリボー) SALZ-BREZELN 150個
1,637円
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これとかね!!!
えびくんもだいすきなんすよ、これ(ノД`)・゜・。
ていうか南フランス、レグリスだけじゃなくて何か味がようにたお酒(パスティス)とか、アニスの香りの何かとか……消費量激しい!
パスティスはクリーム色をしているもんで、夕方のバルコニーでアペリティフとかするにはちょっとおしゃれに見えてしまうのですよ。
しかし飲んだらぐえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー('Д') ※個人的好みです。
「あの黒いグミと同じ系統の味がする……!」と涙目になったことは言うまでもない。
パスティス 51 700ml 45度 [並行輸入品]
2,142円
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これね。水で割るとクリーム色になるのよね。
日本のバーとかで見かけると、えびくんは喜々として飲みますよ。
しかし「日本にはレグリスがない!」とたまに嘆いているえびくん。
フランスに帰った時、もしくはフランスから友達が来る時に入手してます。
そしてそれを、映画とか見ながらもっちゃもっちゃもっちゃもっちゃ('Д')食べてます。
納豆が臭いというえびくんですが、レグリスの臭いも相当なもんだ!!
極めつけは、むかーしフランスに住んでいたころ、えびくんの家で行われたぱーちーでのこと。
えびくんは当時、友達同士でルームシェアをしていたので、自作のお酒(密造ではない)を作るのにハマっていたそうだ。
どうやって作るかといえば、ボトルのウォッカを開けてちょっと中身を減らし、そこにHARIBOとかのグミを入れてしばらくつけておく。
そうすると、ショットでくいっと行くのに美味しい甘いお酒ができるんだとか。
ええ。
勿論その中にありましたよ、レグリス味ウォッカ。
黒いどろどろとした液体は石油かなんかのようで、口に入れた瞬間「あ、これ飲んだらあかんやつ……」と私の全身の細胞が拒否しました。
でも吐き出すわけにはいかず意地で呑み込んだんですが、えびくんをはじめとしたフランス人チームはうまいうまいとカパカパ盃をあけていくわけです。
もうね、その後のぱーちーの記憶が消えるほど、強烈な味でした……
ニドトノミタクナイ('Д')