個人で曲練習や、他の楽器と合わせる時、 電子メトロノームを使ってるんだけど、 音を聞きすぎると、モニター出来なくなったり、演奏がカタくなったりする。 以前、師匠に相談した結果、 曲の頭だけテンポを確認する。針なりLEDなりを目で確認し、 それでカウントを出す。 「ただ、曲中ずっと視覚だけで合わせていくのは音を聞くよりさらに難しいよ。」 というのが、追加コメントであった。 ・・・ということをやってきたんだけど、どうもうまくいかない。 何でダメなのか?改めてじっくりやってることを観察してみた。 大体は四分の四拍子なので、四分音符一発。 毎回、一発一発の拍のずれを気にして、合わせようとする。 電子音に合わせるのもいっしょだ。視覚で合わせるより、 まだやりやすいから、多少出来てる気がするだけだ。 ずーっと理解できなかったんだけど、 師匠にずーっと言われてた、 「YT、音のタイミングに合わせようとし過ぎ。 クリックの音と音の間に対して自分で目盛りをつくれ!」 というのが思い当たる。 一小節。四分音符四拍のなかで目盛りをつくるようにしてみた。 不思議なもので、光っていくLEDのタイミングの <流れが観える>そんな感覚になってきた。 一小節というパーツの感じ方も変わってきた。 メトロノームのLEDを見て、 「ワン・ツー・スリー・フォー、」カウントうたって、リズムを刻む。 コケることもあるけど、安定感がいくらか出て来た。 フィルやリズムパターンがらみで、コケる様子が けっこう自分でも、わかるようにもなってきた。これは貴重。 多少ズレても、今迄みたいに一拍一回のLED発光(あるいは電子音) にその都度ムリムリ合わせるのではなく、 一小節・四拍の間で調整すればいい。 それが出来るようになり、結果的に流れの意識が切れにくくなった。 上手く表現できないんだけど、 いろんなことが、一段階高いところでつながった。 そんな感覚があった。 最終的には、頭でカウントしたテンポで あとはLEDを見なくても安定して叩ける。が理想かな?
