当方、スタジオ練習は、現在のところ10日に一回位。

その他は、秘密基地での屋外練習。公共機関の屋根があって雨風雪がしのげるところをお借りしてる。真冬は雪でその場所にたどり着けなくなるのでその間基地は閉鎖(真冬の一か月くらいかな?)さらに、市の屋内体育館の隅でパッドだけ練習というのが、この冬から新作戦に加わった。これもなかなかである。

 

さて、今回は屋外での練習キットの話。いろいろ試行錯誤を繰り返した。もちろん、本物のタイコやシンバルを使ってるわけではない。そう遠くないところに民家もあり、日々行うので極力防音には気をつけてる。スローンと6インチの小さいパッド一個だけだったのが、そこにキックを加え、ライド用のパーツを加え、タム的なパッドを加えて、本物のスネアをメッシュヘッドでセット、軽量で持ち運びしやすいハットスタンドを購入して、ほぼフルセット仕様になった。最終的に、スネア用のパッドが12インチの八角形のヤツになり,,,ようやく今の形に落ち着いたのが、一年ほど前である。

 

この流れの中で、かなり重要だったのがハイハットスタンド(サイレンサー仕様シンバルを使う)を取り入れたところだと思う。

 

よく、キック・スネア・ハイハットの"3点"が大事。といわれるけど、それはプレイで叩く重要性もあるが、イスを含めて大事な軸を決める「足場」の状態がとてもとても大切だからだろう。解ってるつもりだったけど残念ながら、ある程度上達ペースがいい感じになって、ようやく、初めて、実感出来たことだ。ドラムの実機だと、音が出てればなんとなく出来た気になっちゃうので、その違いもまた必要なのかなと思ってる。

 

実際、ハイハットが加わってからは、上達とそれが安定化するスピードが非常にUPした。そして、面白いことに、セットじゃなければ無理だと思ってた練習が普通のスチールイスとパッド一つでも、それはそれでいい練習になったり、一時はフルセット仕様になった練習キットも3点バージョンでの練習がメインになったりと、練習のパフォーマンス・自由度・可能性が上がった。なかなか面白い。