前回の師匠レッスンでのおはなし。

 

左手-右手-右足-左手-右手-右足・・・・・の繰り返しの三連符。

 

師匠がドラムをはじめた時、リズムパターンより前に最初に練習したのがこれだったそうだ。天才は着眼点か違うのだ。「これかっこいいな。どうやってプレイしてるんだろう?」その、探求の積み重ねがトッププロの原点だった。

 

自分の「ファーストコンタクト」は、なんだったかな?

と、考えていたが、この投稿を書き始めてようやく思い出した。

 

学生当時吹奏楽をやっていて、ドラムをはじめたその週にいきなり譜面を渡されて一曲叩いたポップス系の曲。まともにプレイできるわけがない。市内で何校か集まってやったイベントだったので大恥かいた。まあ、十分なトラウマになる、ひどい体験だったし、あのひどい悔しさがその後ここまで続けるバネになったと言えなくもない。

 

この「ファーストコンタクト」は、練習したものではなく、目の前に出てきた課題に「とにかく一生懸命くらいついて合わせにいく」というやりかたで、結局その後も、なんとなくこれを続けちゃったんだな。と、いまさらながら先に立たない大後悔をする。

 

というわけで、何十年もたってから、日々、真面目に練習やってます。

やってるのは、師匠が中学生の時にはじめて練習した冒頭のフレーズと手とツーバスで4連(左手-右手-右足-左足の繰り返し)を叩くフレーズとのチェンジアップ練習。そろそろ雪が降るこの時期に屋外練習フル回転だ。