普段お世話になるスタジオが二つある。そのうち一か所でシンバルやスネアのスタンドがガッタガタ。以前は(ごまかしごまかしで使い)あまり気にならなかったんだけど、精度を高める練習なりセッティングなりをやっていくと、どーにも我慢が出来ない状況になった。へたすると、貴重な時間の3割近く、セッティングを気にしてあれこれやってる。これはイカン。。

 

「なんか、ええモンはないか?」

 

と、使ってない手持ちの機材をゴソゴソするとちょうどいい感じにスネアスタンドとシンバルスタンドを発見。施設の人にも話をして、現状のパーツと取り換えた。使ってないのであげちゃいました。

 

いい。めちゃめちゃいい!いかに角度がズレていったり、楽器がうまくセッティングできないのを気にしながらプレイしてきたかというのがよーくわかった。しばらく活躍の場がなかった愛する機材たちも、久しぶりに役割を得てうれしそう(妄想)

 

そのあと、もう一つのけっこう環境の整ったスタジオを使ったが、注意が甘くても、楽にまとまった音が出てしまい、かえって練習として物足りない印象を受けた。これは初めての感覚。そして多分重要な感覚。個人ではまあまあでも、他の楽器とあわせるとメリハリがない演奏になりそうである。

 

体調や環境も含め、日々、まったく同じベストコンディションでプレイできるというのはありえない。いろんな環境を適度に変えながら練習するのがいい。とあらためて実感したお話。