ちょっと肌寒さも感じるようになった屋外練習場。


ウォームアップであり、もちろん重要な練習の一環でもある、

高速FULLストローク連打をやっていた。最近の定番だ。


ふと、気がつく。

「そういえば、最近、チェンジアップやってねーな。」


リズムマシンに合わせて2分音符、4分、8分、16分と

ショットを変化させる練習。

スティックを持った当初は、よくやった練習。

でもやはり「なんとなくやってた」練習だったのだなと痛感している。


当時はテンポ120くらいまでしかやってなかった。

そして、ものの見事にそこがスピードの壁になっていた。

努力が裏切らないかどうかは知らないけど、

努力してないことが自分に報いてくれることはないだろう。


ショットもストロークもなんとなくのクセが未だについてる。

最近までテンポ120でさえ、

ナチュラルなFULLストロークで16分が打てていなかったのだから。

さらに速いテンポは力技で、まともに叩けないのは当たり前だ。

それを、やったつもり。出来てるつもり。と長い間認識してきたのだ。

実際バンドでやってた曲はテンポ200を超えるのがあった。

得意になってやってたのだから恥ずかしい・・・ひたすら反省である。



ということで、師匠指導通りのショットでのチェンジアップはかなり難しい。

FULLストロークのノーアクセントでやるのだが、正直最初は出来なかった。

合わせるテンポも変えてみる。限界超えてるがテンポ210までやってみた。

基本中の基本に戻りつつ、自分にとっては、かなり高度な練習になった。


2分音符だけの曲はないし、16分音符の連打やりっぱなしの曲もない。

なめらかに切り替えが出来ることと、それを音楽的に奏でるのは

どんなジャンルでも、大事な要素だろう。