少し前のスタジオ練習。
師匠の課題の一つである。
「アクセントシンバルの説得力を上げる」
「シンバルとキックのノリをしっかり合わせてヒットすること」
を、速い8BEATの中でPLAYしていく。
正直、シンバルの叩き方、けっこういい加減だったんだなあ。
と、衝撃を受けている。ずっとPLAYしてきたのに。
と、凹んでるだけでは上達しない。感覚的な理解を深める為、
アクセントシンバルの部分で<あえて>代わりにタムで叩いてみた。
これは、良くわかる実験だった。あー、ぜんぜん違ってる。
シンバルを叩くときのストロークが全然出来ていない。
シンバルでのインパクトだと、表面を触ってるだけみたいな感じ。
ゆっくりなテンポでは、置きにいってるみたいになる。
速いテンポだと力みが凄い。一見パワフルにヒットしてるようでも、
実際には、エネルギーがちゃんと楽器に伝達されてない。
シンバルは耳に届きやすい楽器だけど、
その分タイコ類よりショットは一番ごまかしていたのかも。
思えば、プレイでコケる要因もシンバルアクセントのミスが、かなり多かった。
アクセントシンバルだけでなく、
刻みのシンバルもヒットの仕方がタイコとは違っていた。
この辺、クセが染み付いているので意識的に変えていく。
シンバル類へのショット・ストロークも、ノリの中にしっかり入れよう。
今の状態では、タイコとシンバルがバラバラだ。
こういう意識は地味だけど、
練習していけば、ドラムのニュアンスは全然違ってくるはず。
