(追記です。)

新元号が令和(れいわ)になりましたね。

”りょうわ”のほうがかっこいい読みかなと思いましたが、

それだと”しょうわ”と語感がまるかぶりですもんね。。

さてさて、このシリーズの主役、平成はまだ半分近くあります。

長いようで短い、短いようで長い30年と3か月と24日(かな?)

プロレス界は波乱の時代が続きます。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

小橋さんはこの年6月から、がんと時間無制限試合を闘う。
彼という存在の、
生きる姿そのものがプロレスなんだと思う。


12月。三沢対丸藤。
初めて、武道館のアリーナ席で生観戦した。
おそらく最後になるであろう、
三沢さんのシングル戴冠を目撃し、
リングサイドへ祝福に向かうためだった。
試合開始前、
リングを見つめながら実況のイメージを高める
平川アナの姿を見かける。歴史的な試合になるはずだ。
声をかけようかと迷ったけど、邪魔しなくてよかった。
二つの予想が当たった。
一つは、期待通り三沢さんが丸藤さんを下し、王者になったこと。
二つ目は、その戴冠が三沢さん最後の

シングルタイトルになってしまったこと。
真正面でみせてもらった、試合後のベルト姿を忘れません。

 

この日は小橋さんが入場し、がんの経過報告
翌年にはファンの待つリングに見事復帰している。