ますむらひろし 「銀河鉄道の夜 4次稿編①」 サイン会

 

ますむらひろしさんの作品を初めて見たのは1970年代、多分「漫画少年」でタイトルは忘れたが、

町の人が皆、花になってしまうというファンタジーだった。

その後「アタゴオル」シリーズが始まって、ヒデヨシというデブ猫で、いたずらっ子だけど憎めない

キャラが面白くて愛読していた。「漫画少年」が廃刊になってからも他の雑誌で続いていたようで、

雑誌は購読しなかったが、本屋さんで単行本を見つけては買っていた。

 

最近ますむら先生のツイッターのアカウントを見つけてFollowするようになったら、

4回目になるらしい「銀河鉄道の夜」連載の様子が書かれていて、その第1巻が出ること、

原画やスケッちの展示と共に、第1巻の先行販売とサイン会があるというので行くことにした。

15日が最終日で、展示は11時から、サイン会は14時から、人数に制限があるというので

11時目指して行こうとしたが、例によって出遅れて着いたのは12時ちょっと前。

 

千代田線の千駄木駅から自分の脚で10分くらい。曲がり角には電柱に「猫町ギャラリー」

は次の角を右、とかここを入るとか案内があるので最初の通りを間違わなければ迷わない。

「猫町ギャラリー」の名の通り、ギャラリーの周りは猫だらけ。

石段の手すりまで猫。

 

着いた時には10人くらい並んでいた。

コロナ対策で入場制限していて、一時に入れるのは10人まで。

一人帰ったら次の人が入れる。滞在時間には制限はなさそうだった。

展示を一通り見て、目的の「銀河鉄道の夜」と2021年用の「アタゴオルカレンダー」を買い、

サイン会の参加券をもらう。参加券は整理番号と時間帯の指定があり、

自分のもらったのは57番で、16時40分から17時の間という指定。

後から考えると30分で10人という計算だったよう。全部で100枚用意してあったそうで、

先生は14時から19時30分まで5時間半もサイン会を続けていたのだそうな。

 

16時半までどこかで時間つぶししないといけないので、一度家に帰って出直そうかとも考えたが、

また出遅れて遅刻しかねないので池袋に出て昼飯を食べた。

それでもまだ時間があるので、昔下宿していた椎名町に「ときわ荘」ミュージアムができたというのを思い出した。

 

ほぼ40年ぶりの椎名町、南口にも改札ができていた。

 

ポスターを見たら、ネットで予約して行かないと入れないのだった。

下宿してた頃にはまだトキワ荘はあったはずだが行ったことはなかった。

下宿の近くの銭湯の壁の絵はニャロメだった。

昔住んでた下宿のあたりまで行ったところで時間切れで引き返す。

下宿の前まで行ったが、今は2軒の家が建っていて、表札からすると息子兄弟が住んでいるらしい。

 

千駄木に引き返して猫町ギャラリーに着いたのはぴったし16時半。

無事にサインいただきました。名前書くだけだと思ってたらイラストに色まで着けてくださったのに感激。

この「銀河鉄道の夜」、カラーページ満載の豪華本なのに1700円は安い!

全4巻だそうなので、全部出るまで頑張って生きないと!

 

アタゴオルカレンダー: 

これも毎年出ているらしいが、毎月いろんなヒデヨシが見られる。