今回観たのは~
☆韓国ドラマ(8話以上)作品鑑賞:
通算566作品目
『王の顔』
(全23話/2014年作品)
◇[ストーリー]は・・・
朝鮮李王朝14代王・宣祖(ソンジョ)と
その皇太子(世子/せじゃ)光海君(15代目)の時代のお話。
※この時代に豊臣秀吉による朝鮮出兵
(【文禄・慶長の役】)、
向こうからの言い方としては~
【壬申倭乱(じんしんわらん)】が起きる。
この作品の中でも出てくる。
この
「親子の確執」と
「光海君の恋」、そして
「王朝転覆を謀る男との戦い」。
3つのストーリーが物語の柱。
◇隣国の歴史をちょっと説明しますと・・・
朝鮮李王朝史にとって
【光海君】というのは言わば~”ジョーカー”。
在位期間が「15年」もありながら
正式に『王』になれなかった人。
ー「ん!?ど~いうこと???」と。
◇日本に置き換えていうなら~
「徳川X代将軍」というのは”朝廷”の許しを得て
【征夷大将軍の宣下を受け】はじめて名乗れる。
朝鮮の場合、自分たちで「この人が王様」と決めても
その宣下を”中国(明)の皇帝から”受けないと
真の「王」とは名乗れない。
※この光海君が「王」ではなく
『君』となってるのはそういうこと。
歴代27人の君主の中
「王」になれなかった2人のうちのひとり。
―「ダメだったから王になれなかった」
のではない。その逆。
優秀過ぎた点もある。
中国(明)に従う朝貢をやめる「脱中国(明)」的な
「朝鮮の自立」を図ったりしたことが
中国(明)の皇帝の逆鱗に触れたりしたと推測される。
ゆえにこの【光海君】が出てくると
優秀でスーパーマン並みに
大活躍してもなんかストーリーが暗い。影がある。
だから観ていて重いし、爽快さがない。
さらに後半は・・・・・・。
―「いかん、ネタバレだ」
だから詳しく話せませんが、
大切なストーリーの柱の1本が尻すぼみ。
という作品でした。
◇本日紹介する女優さんは
この作品のヒロインのこの人👇
チョ・ユニ(40歳)。
◇この女優さんは、
私・・・ひょっとすると
『冬のソナタ』のチェ・ジウより
”早く”観たかもしれない。
というのは、チョ・ユニさんは
昔、異常にMVに出演していたのだ。
言うなれば~「MV女優」という感じ。
日本が舞台になってる作品もあったと思う。
◇チョ・ユニさん出演のMV
探したらすぐ見つけられた。
イ・スヨンさんの美声ともどもどうぞ~
◇この頃の韓国のMVは
今ではもうびっくりするくらいの
スターばっかが出てくる。
多くが
「ストーリー仕立て」の構成。
ショート映画という感じ。
当時、
売り出し前の若手俳優にとって
「スター俳優」への登竜門がMV出演だった。
だから今ではみんな主役クラス。
☆[出演]チョ・ユニ、ハン・ジヘ、キム・ガンウ
☆[出演]チョ・ユニ、
ソン・テヨン(韓流スター:クォン・サンウの妻)、
チョン・ジェヨン、イ・ジョンス、ハン・ジヘ
※映画並みの超豪華出演者!
◇本題のチョ・ユニさん出演のドラマ作は
調べたところ、少なくとも9作は観ている。
☆韓国ドラマ(8話以上)作品鑑賞:
通算59作以内でカウントなし
『ラブレター』
(全20話/2003年作品)
☆作品鑑賞:通算136作品目
『白雪姫』
(全16話/2004年作品)
☆作品鑑賞:通算188作品目
『スポットライト』
(全16話/2008年作品)
ソン・イェジンのライバル役。
☆作品鑑賞:通算237作品目
『熱血商売人』
(全20話/2014年作品)
主演のパートナーとして
交通事故で亡くした親の仇を討とうとする。
☆作品鑑賞:通算312作品目
『私に嘘をついてみて』
(全16話/2011年作品)
主演男優の初恋の人(チョイ役)。
☆作品鑑賞:通算356作品目
『スキャンダル』
(全20話/2013年作品)
☆作品鑑賞:通算372作品目
『プロデューサー』
(全12話/2015年作品)
主要出演者(若手男優)に憧れられる先輩役。
☆作品鑑賞:通算402作品目
『交渉人~テロ対策捜査班~』
(全16話/2016年作品)
◇チェ・ユニさんは顔は童顔だが
芯が強く、情熱や知的な面も醸し出せる。
実生活では
結婚、出産、離婚という人生を重ねたので
今後はますます深い演技を見せてくれるはず。
まだx2観たい女優さん。