リアル出産体験記〜縫合〜
さて、ここから１時間半。
私の複雑に裂けた入り口付近の膣内を縫う手術が続く。
幸い、外側には傷なし。
（オイルマッサージが効いたのかなぁ？）
針を刺す
針を引っ張って糸が通る
押して出血を確認する
引っ張って中を見る
全てがまた出産とは違う種類の痛みで、
顔は常に「いー」として冷や汗をかいていた。
ちびが拭かれたり、
体重を測られたりするために連れて行かれたりまた戻ってきたりする。
ベとおお
手にうんこがついた。
私「（この子）うんこしましたw」
そういえば
産まれた頃に母と父が到着し、
（連絡できてなかったのになぜかジャストタイミングで来た！）
よくやったと
褒めてくれた。
両親の到着時に
助産師さんが、
「来られてますけど、入れていいですか？」
とちゃんと聞いてくれた。
ああ、いろんな家族がいるんだな、と思ったし
聞いてくれたこと自体が嬉しかった。
旦那も私の頭を撫でながら、
何かいいことを言ってくれた。
（忘れちゃって悲しみ…）
私の出血が通常の２倍以上だったらしく、
術後も頭がふわふわしていた。
助産師さんが、
とにかく水分と食事を摂るようにと
すすめてくれたけど、
水を自分のペースでひと口ずつ飲むのが精一杯だった。
しまいにゃ
生理食塩水を点滴で体に入れてもらった。
起き上がれず、
気づくと眠りに落ちていたようだ。
３時間ほど待たされたちびは
わあわあ泣いて、私の母に抱かれていた。
いよいよおっぱいを飲ませる。
すごい吸い付きで、
３時間ほどずーっと吸っていた。
そのあとも私はふわふわと寝たり起きたりしていたよう？
上半身を持ち上げるだけで、
グラグラして気持ち悪かったので、
真夜中までそのまま分娩室にいた。
トイレにも行けず、
人生初カテーテルとしびんを使った
（カテーテルは抜き差しが痛すぎたので、１回でやめてもらった）（しびんがおすすめ）！！
…なんてこったい。
下の世話をしてくれた人には、
頭が上がらないなあ…。
最終的に、
移動式ベッドを横付けしてもらい、
ゴロンと横移動し、
そのままベッドごと産後入院する部屋に行って眠った。
便利だなぁ…！ありがたい！
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