建物のほとんどが崩れている為、設置された歩道を通って遺跡の奥へ。
建物は壁を残して崩れてる。
でもそれが本当に生々しい。
辛うじて形を保っている回廊。
木が石に沿って根をはってる。
ほんの少しの隙間があれば根が入り込む。
植物の力で崩れた壁もあるのだとか。
恐るべし植物のパワー。
途中で出会った記念撮影する地元の子供達。
みんな素敵な笑顔だった!
真偽のほどは判らないけど、『天空の城ラピュタ』の題材になったと言われているこのベンメリアの遺跡。
木々と遺跡の雰囲気は確かにそれを真実と思わせるくらいの説得力がある。
アンコール・ワットにその巨大な壁画がある「乳海攪拌」の小さなレリーフ。
「乳海攪拌」とは、物凄く簡単に言うと不老不死の薬を作るための神々と阿修羅達の綱引きとのこと。
ただ建物が崩れているだけでなく、こういったレリーフが至る所で見られる事が更に神秘的な雰囲気を醸し出している。
奇跡的に残っている回廊の中へ。
おおぉ!冒険心が掻き立てられる!
(続く)