少し前の話になりますが
次男出産記録を書こうかなと。

一応、記録的な感じですが
巨大児はこうやって産もうって
誰かの為になったらなと思って
書いて見ようと思います。

927 午前1時半

なんとなーくお腹痛くて目が覚める。

変なもの食べたかな?なんか痛いけど。

この痛みは何?って感じ。

実は26日に内診があって

ちょっと刺激してもらってたのね。


午前2

陣痛?前駆?どっちなの?

と思うような地味ーな痛みと間隔の始まり

2時から3時まで間隔はかろって思って

陣痛アプリで間隔チェック開始!


午前3時過ぎ

肛門、膣、下腹部の痛みが1015分置きにある。痛みは弱いけどちゃんとあるから

念の為病院に電話してみる。

まあ、相談って感じで行くつもりは無い(笑)


電話の結果▷▶︎▶︎病院きてください


午前3時半

長男が起きちゃう。

長男「ママ、どうしたん?」

私「赤ちゃん産まれるかも。お腹痛いんだ。」

長男「お腹痛いかー。耳鼻科行くかー。」

この会話でちょっと笑えて、落ち着く。

念の為早めに実家に帰っていたので

主人は仕事でいなかったけれど

実の両親は居てくれてた。

ばあばを起こしに行く。

じいじも起きてくれて

結局、じいじが病院に

連れてってくれることになる。


午前4時過ぎ

病院に到着。

母子手帳を忘れてじいじに怒られる(笑)

じいじは実家ま

また母子手帳を取りに行ってくれる。

長男は、ばあばと実家で待機。

寝てくれるかなあって心配してた。


午前4時半

入院してもいいし

陣痛弱いから帰ってもいいよ

とナースに言われる。

帰ったところで、ばあばと長男しかいないし

じいじも今日は、お仕事だし。

帰ったら不安だなーってだけで、

入院したい旨を伝えると

なんと入院させてくれることに!

今日はお産が少なそう(私の他に2人かな?)


午前5

来てもらうつもりはなかったけど

(この時点では今日産まれるとは思っていない)

パパに一応電話で連絡。

「すぐ行くわ!仕事休む!」と言ってくれた。

凄い安心したけど、今日産まなかったら

職場に悪いなーと思った。


午前6時頃

パパが病院に到着。

ここまでの家での様子等を伝える。


午前7時半頃

担当の先生が到着。

診察してもらう。子宮口3センチ。

「まぁ頑張れ、今日中には行けるでしょう。」と、謎の宣言をされる。

私の内心は

「え?今日?まだ37週入ったばっかりなのに?」


午前9時頃

長男、ばあばが到着する。

この頃から陣痛が強くなる。

5分~7分間隔に変わっている。

痛みも徐々に増す。

夜中には思いもしない状況。

でも、まだまだ耐えられる痛み。



午前10時頃

陣痛が3分間隔ぐらいになってくる。

このまま午前中に産みたいねー

なんて話を担当助産師とする。

それくらい、まだ余裕がある感じ。


午前11時頃

いきみ逃しがしんどくなる。

眠気との戦いが始まりそう。

担当助産師から休むように

声をかけてもらって

ウトウト眠ることに。

40分くらい寝たのかな?

寝ている間も陣痛はあったけど

目をつむったまま

いきみ逃しできるほどの弱い陣痛。

そのまま陣痛が遠のく。


正午

担当助産師と話し合う。

オキシトシンを使いたい意思が一致。

先生に伝えてくれるって!

でも、すぐに許可がおりず、、、

ひたすら自分の陣痛と戦う

(内診の刺激で子宮口6センチくらいまで開く)

結構午前中頑張ってたのに6センチ?

先は長いな!っておもった瞬間。


午後2時頃

歩いたり、スクワットしたりしていて

モニターを外しまくっていたからか、

外来中の先生から

オキシトシン使っていいよとの文書が届く。

それと同時くらいから

自分の陣痛も強くなってきていて、

使用に迷ったけど

後押し目的で使用するコトに!

この判断が、ほんと良かったとおもう!


午後2時半頃

オキシトシン(アトニン)入りTz点滴開始。

この時既に自分の陣痛が5分間隔くらいである。何度か内診したりして子宮口は7センチ。

そこからがなかなか進まない。

10ml/hのオキシトシン

最終的に50ml/hまであげていくことに。

このあたりは

だんだん痛みが強くなっていて

話せる→話せなくなるって感じ(笑)



午後4時頃

悪魔の時間へ突入。

もういきみたくて仕方ない。

でも、まだ子宮口が78センチ。

いきみ逃しで精一杯。

3分間隔くらいの痛みがずっと続く。

苦しいし、痛い。ひたすらに息を吐く。



午後6時~6時半頃

担当助産師に破水させてもらう。

500mlくらいの羊水が流れ出る。

ほんの少しお腹と膣が楽になる。

先生が到着して、内診される。

子宮口を開くためにかなり痛い内診。

もう骨が折れるくらい痛い。

肉が裂けるくらい痛い。

いきみたくなったら

いきんで良いと言われたけれど

そこから、さらに魔の時間。

いきむんだけど、何も起きない。

痛みも絶頂。

この時まだ子宮口8センチ。

何度か内診される。

もう覚えてもないけど

信じられない痛み。表現できない。

声も出さずにはいられなくなる。

そんな私の姿を見て長男泣く。


あとで知った事だけど

この時夫がトイレに行ってて

長男は夫の代わりにテニスボールで

私の腰をさすろうとしていたそう。

でも、夫がどうやってさすっていたか

よく分からなくて、

テニスボール持ったまま

私の後ろに立って泣いてしまったらしい。

後日談だけど、感動して泣いたよ。私。


バタバタとお産の準備が始まる。

「もう、お産しよう」と

担当助産師の声で

やっとゴールが見えたんだと気付く。


この時点ではもう

自分の中で間隔のない陣痛

頭がおかしい(笑)


目を閉じて視界を消して

強い陣痛に合わせていきむ、いきむ、いきむ。

なかなか、出てこない赤ちゃん。

「頭見えてるよー」

「いきむの上手だよー。」の声が聞こえて

もう裂けてもいいから思いっきり

いきんでやろうと心を決める(笑)

呼吸を整えながら集中していきむ。


赤ちゃんの頭が見えてきたらしく

周りの笑い声が聞こえるけど

自分はそれどころじゃなくて

続く陣痛に集中する。頭がでる。

「次は肩だよー」と声が聞こえてきて

ゴールテープが見えるのを感じる。

肩が出れば、もう終わる!

そう思って最後の力を出し切っていきんだ

・・・のに

「もう1回!お母さん、もう1回」

と言われて戸惑う。

もう力使い果たしてたけど

そのあとも何度か「軽くいきもう」

と言われてどうにかいきむ(笑)

その後も「はー」と「軽くいきむ」

23回繰り返す。

(この時、軽くじゃなかったらたぶんもういきめてないと思うくらい、力使い果たしてた)

いま思うけど、軽くいきむってなに?(笑)


午後715

音で表現するなら絶対「にゅるーん」

お腹の中にあった大きな大きなヌルヌルの塊。

完全にバカでかいスライムが体外に出る感じ。

忘れられない感覚。

それと同時にお腹はぺったんこ。

その場にいた、みんなが感動に包まれる。

赤ちゃんの泣き声が聴こえる。

パパが臍の緒を切る。

その場で私から見えるもの

聴こえてくるもの全てがわたしを感動させる。

会陰は裂けていたらしく

縫われているのが痛すぎる。

麻酔の注射が効く前からナートを始める先生。

これは長男の時と変わらない(笑)



男子 身長52センチ体重4320

BIGすぎるベビーの誕生だった。