夜ご飯を持って義実家に行きました

 

「こんばんわ~」と居間に入って行くと

 

義母はベッドにもぐっていました

 

とりあえずは起きていたみたいです

 

「ご飯持ってきましたよ~」と言うと

 

「ご飯食べない」と言いました

 

「なんで?」と聞くと

 

「だって、もう死んでるから食べない」と答えました

 

あ~またこのメンドクサイヤツだと思いました

 

「誰が死んでるの?」と聞くと

 

「…わかんない」と言いました

 

「今、私がお話してるのは誰?」と聞くと

 

「…死んでるからわかんない」と答えました

 

なので、私もこれ以上言っても無駄だと思い

 

「ならご飯は食べないのね、片付けちゃうよ」と言うと

 

「どうぞ」と言いました

 

 

さて、ご飯はどうでもいいとして問題はトイレです

 

デイサービスから帰ってきたままなので

 

昼用の少量しか尿を取らないパットをつけています

 

さすがにこのまま寝かせると明日の朝、ダンナ殿が大変になるので

 

なんとしても、トイレに行って夜用のパットに交換させなきゃなりません

 

ただ、この状態の義母をどうやって誘導するか…

 

ずっと、死にたい、もう死んだ方が良いと言い続けてます

 

さっきまでもう死んでるから、と言ってたのに…

 

「なら、死ぬ前にパット交換してキレイになってから死んでください」

 

と、私も言ってしまいました

 

すると、おとなしく布団から起き出してトイレに向かいました

 

 

パットを交換する時、便も出ていました

 

「キレイにお尻を拭いてくださいね」と言うと

 

不機嫌そうに「今からやるんだから!」と声を荒げました

 

あーもうこれ以上は声かけられないなとその場を離れました

 

 

とりあえずほっといてみーちゃんと戯れていました

 

 

しばらくして、身支度を整えてトイレから戻ってきました

 

台所で手を洗わせて布団の方に行くよう伝えました

 

 

ベッドに腰かけたのを見て、私は洗濯物を干しに2階へ行きました

 

干し終わって戻ってきたら布団に入っていました

 

「じゃ、帰りますね」と言うと

 

「超ななちゃん、ごめんね」と言いました

 

…え?一体何を謝ってるんだこの人は…??

 

さっぱり意味が分かりませんでしたが

 

いつも通り「ゆっくり休んでくださいね、おやすみなさい」

 

と、言って帰ってきました

 

 

ご飯は一口も食べていないので

 

きっと、夜中にお腹が空いてあれこれやらかす気がします

 

まぁ、何があっても明日の朝はダンナ殿が世話をするので任せます

 

 

私が優しいと義母は言いますが、私は決して優しくはありません

 

ホントの優しさは怒ってでもご飯を食べさせる人だと思います

 

でも、私はそこまでしてご飯を食べさせようとはしません

 

こっちが気分が悪くなるのが分かっているからです

 

もう、そういう気持ちも薄れました

 

以前はちゃんと食べてもらおうと頑張って説得してたんですけどね

 

今はもう、あ、そ、とご飯を片付けます

 

 

こんな嫌な状態でしたが

 

みーちゃんのおかげで世話を終えることが出来ました

 

猫は癒しですねw