5αリダクターゼを抑制しよう
①AGAの仕組み
AGA・男性型脱毛症の発生要因の一つ5αリダクターゼ還元酵素があります。
男性ホルモン・テストステロンと結びつき悪玉男性ホルモン・ジヒドロテストステロンに変化します。
テストステロンは男性らしい体づくりに必要なホルモンと言え、筋肉や骨の増強を助け造血作用もあります。
ジヒドロテストステロンはテストステロンよりも数十倍の働きがあると言われておりその結果脱毛・AGAの要因となるわけです。
5αリダクターゼの活性度は遺伝するとも考えられており両親のどちらかが薄毛・AGA等の場合、子供もその影響を受けやすいです。
5αリダクターゼの分泌を抑えることがジヒドロテストステロン、AGAの抑制に繋がります。
②5αリダクターゼの抑制方法
ではどの様に抑制していけば良いのでしょうか？
1.亜鉛
亜鉛はミネラルの一種でタンパク質の合成やホルモンの合成・分泌、免疫機能のアップなど様々な働きがあります。
髪の毛の成分となるケラチンの生成を行いますので発毛には欠かせない成分の一つです。
亜鉛を含むミネラル類は体内では合成されないので食品やサプリメントで補う必要があります。
亜鉛が多く含まれている食材は
・レバー・牡蠣・するめ・卵
・チーズ・切り干し大根・納豆
・ブロッコリー・アーモンド・落花生
などです。亜鉛単体では体内に吸収されずらいので、吸収を助けるビタミンC・クエン酸を取り入れると効果的です。
また納豆などの大豆や枝豆にはイソフラボンが含まれており男性ホルモンの働きを整え効果があります。
ジヒドロテストステロンの分泌量が減るためおすすめの食材です。
2.ノコギリヤシ
ノコギリヤシはヤシの一種です。これをそのまま摂取する事は非常に困難かと思われますのでサプリメントで補います。
前立腺肥大などの治療に使われていましたが近年、5αの抑制などAGAにとっても効果が現れると注目されています。
いかがだったでしょうか？
今回出てきた
・男性ホルモン テストステロン
・5αリダクターゼ（還元酵素）
・悪玉男性ホルモン ジヒドロテストステロン （DHT)
はそれぞれが体づくりのためには重要な役割を持っています。
ジヒドロテストステロンも「悪玉」と呼ばれていますが胎児期には生殖器の形成を行ったり第二次性徴期に声変わりなどを行う重要なものです。
ただそれ以降はニキビや前立腺肥大やAGAといった悪影響も出てきてしまうので「悪玉」と呼ばれてしまっています。なんだか少し可哀想ですね。
これらのホルモンや成分のバランスを整え得てあげることが薄毛・AGA解消の第一歩です！
当サロンでは亜鉛やノコギリヤシエキスを効率的に吸収できるサプリメントもご用意しております。
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