連休中に大きく崩れた商品相場は、連休後も調整局面が続いていましたが昨晩しばらくぶりの反発を見せています。
銅相場も昨晩だけで前日比100ドル近く上げ戻していますが、これは原油の急騰に連動して商品相場全般が底上げされた形となっているようです。
本日中にも国内銅建値にも変更が予想されますが、今回の上げも投機的は動きによるもので一時的になる可能性が高いと思われます。
指標の下げ要因となっている米国・中国での景気指数の悪化や欧州金融不安等、依然状況不安定でありこの調整局面はしばらく続くと考えた方がベターでしょう。
一方で当面の底は打ったと判断する動きもあり、銅に関して言えば長期的にはファンダメンタルズの底固さもありもみあいながらも上げ戻していくものだと予想します。