5月6日 空売り比率

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お疲れ様です。

 

GWももう終盤。皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は溜まっていた家の用事を片付けながら

近場をウロウロして過ごしておるところです。

 

さて、そんな中以前から気になってたニュース

日本取引所の空売り比率が上がってるので

買い戻しが入るから相場はボトムアウトする、

注意しようとかいうの。

特に3月23日(金)は大陰線となった日で、空売り比率が50.3%と過去最高。

 

 

 

 

私の今現在のスタイルは

完全にテクニカルのみでのトレードですので

これまで空売り比率は気にしていませんでした。

 

それに、空売り比率については2015年に

manieさんがご自身のブログで丁寧に調べていましたので

それを見ていたこともあって、

あまり関係ないなと思っていたというのもあります。

 

ところが、ここのところ空売り比率のデータから

相場の方向を警告するような記事をチラホラ目にするようになって

ちょっと気になりだしていたところなんですね。

 

で、久しぶりにmanieさんのブログ思い出して記事を見たこともあり

いい機会なので空売り比率と日経平均に相関があるのかどうか

ザックリと調べてみようかと思ったんですね。

manieさんほど丁寧に調べる力量はありませんのでザックリと(;^_^A

 

幸いにも日本取引所の空売り比率は日次集計と月間集計がありますので

私は月間で調べてみることにしました。

(日本取引所の空売り比率の定義などについてはmanieさんのブログを参照してください。)

 

 

 

 

まずはエクセル(未だに2007)にデータを入力。

空売りは2013年1月から無限取引始まって

2013年11月からトリガー方式へと緩和されたんで

2014年以降のデータを使用。

 

 

この間の月足チャート(先物のヤツですが)

 

 

 

 

まずは手始めに

売買全体に占める実注文の割合の推移(赤線)

日経全体の売買代金(青線)の推移

(図1)

 

近似曲線からは

日経全体の売買代金(青線)は年々増加傾向

実注文の割合の推移(赤線)は年々低下傾向

がわかります。

 

実注文+【空売り(価格規制あり)+空売り(価格規制なし)】=全体の注文

なので、実注文と全体の差=空売りになるので

空売り比率は年々増加していることがわかります。

信用無限取引以後、信用使う割合が増えているのでしょうし
日経平均の上昇とも因果関係があるかもしれません。
まあ、ともかく空売り比率が上がっているのは特にフシギではなさそうです。

 

 

 

 

 

では、日経平均の前月比での騰落と

その月の実注文比率との相関関係を調べます。

 

正の相関が見られますね。

その月に日経平均が前月より下げるほど実注文も低くなる、

つまり空売り比率が大きくなっています。

また、前月より大きく上げるときも空売り比率が高くなる傾向が見られます。

ヘッジなんでしょうか。

ともかく日経平均がプラス、マイナスどちらかに

大きく動いたときは空売り比率が上がっていたようです。

 

 

 

 

じゃあ、実注文比率と翌月の日経平均の騰落との相関関係はどうなんでしょうか。

こちらでも正の相関が見られます。

但し、上図と比較して近似曲線のカーブは若干緩やかになり

相関関係は弱まってます。

そして、プラス、マイナスどっちに動くかはこちらも分からない感じ。

空売り比率が大きくなって来たときは

翌月大きく動きやすい傾向がある

程度に思っておいていいかも。

 

 

 

 

ただ、(図1)で示したように

現状、年々空売り比率は増加しています。

だから、使用するデータも最近のものになればなるほど

空売り比率の割合を低減させる必要があるのかもしれません。

 

そうなると上図結果を受けて

「空売り比率が増えたからレンジブレイクでエントリー」

とかしたらするすると戻ってきて損切りっ

てことになりかねません。

 

今回はそこまで調整して調べるには至っていません。

明確な根拠なくデータを下手にいじるとカーブフィッティングになりかねませんし。

 

まあ、私のトレードスタイルが30分足レベルでエントリーするものですので

長期には大まかな傾向さえぼんやりとでも見えたらええかな

と思っておるところですので、そこはご容赦ください。

 

 

 

【今回の結論】

 

空売り比率は年々上がっているから

巷間言われている

30%超えたらボトムアウト

20%切ったらピークアウト

もう意味ないかも

 

空売り比率が上がったら

相場が大きく動く「かもしれない」

 

 

示唆をいただきましたmanieさんには

感謝しかございません。ありがとうございました。

同時に中途半端な追従となりましたこと、

お詫びいたします。

 

 

 

 

(注:投資は自己責任。今回のデータを元にトレードをされて損失を被られたとしても当方は一切関知いたしません。ご了承ください。)