うるカモメの生態日記 ★愛と欲望の町で遭難しちゃうカモ???★



 この1週間繰り広げられた”牛丼祭り”ですが、本日の夕刻をもって”吉野家”と”松屋”は終了、


 ”すきや”は明日の朝9時で終了を迎えます。


 ここまで値段を下げて何のメリットがあるのだろう。。。ase 


 基本的な謎はそこなのですが、大手3社がそこまでやるならば我ら客側も3社にどれだけ頑張った


 かの評価は下さねばならないのかもしれません・・・ase


 私はとある日の晩に新大久保駅改札口に降り立ったのです。。。


 駅前の交差点先にいきなりみえるのが吉野家。ひさしぶりの200円台で食べられる豪産肉の


 牛鍋仕様じゃない米産肉の牛丼はさていかがなものでしょう。期待が大きかったため、110円


 引きの大盛で頼んでみました。


 
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 牛丼大盛+Bセット(味噌汁+お新香)で金490円也。


 ファーストインプとしては、”あら・・・肉少ない・・・ase”


 画像から分かるとおりでご飯が隙間からみえる出来栄えです。


 そしてフラット過ぎる盛り付けにパワーすら感じ得ない・・・ase


 それでも私は”吉野家のお新香”が大好きなだけに、この満足セットには


 とりあえず納得せざるを得なかったのです。。。


 ”吉野家”が云う”大盛は肉量は並そのままでご飯がマシ”をこれ見よがしに出してきた・・・


 そんな感じでしょうか。シロメシをきっちりフラットにマシてきたところがどうも気になりました。


 ただ、”吉野家”は店によって作り栄えがぶれるのも事実です。


 この新大久保駅前の”吉野家”の場合、厨房にいた頑固そうな年配店長の手腕としてマニュアル


 に拘って作ってますとのアピールが明快にわかりました。そして、かつてのふっくらとした


 味わいが消えてしまっているのが忍びないですね。。。狂牛病発生によって当時の仕入れ肉


 が調達できなくなったことから、柔らかみの無くなった肉に合わせた汁のバランスを変えたこと


 で明らかに汁の円やかさが消え、ショッパさが増した複数テイスティな汁ではなくなったストレ


 -ト系の現行汁が残念であることはヨシギュウをよく知る人ならばわかるはずですね。


 最近行っていないのでなんですが、淡路町の靖国通り沿いにある”吉野家”はそこをうまく炊き方


 コーディネートしていたかと思いますw 


 まだそんな店が存在していることをどうにか願いたいです。。。


 私は食べ終わると、ここから西の大久保駅方面へと向かいます。


 ちょうど中間当たりに来ると今度は左側に赤いマークがトレードの”すきや”が・・・。


 おなかは十分余裕がありましたw しかしながらこのあともう1軒行ってから整体院に行くとなれば


 多少は遠慮はしないといけないとこです・・・ase


 ということで、ここではセーブモード・・・。


 全国キャンペーンでは250円ということですが、大久保店は流石は競合エリアなだけにさらに


 10円引きです。240円の牛丼並は・・・ お・・・ase


 
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 けっこう多めな盛り付けで・・・ase  当然のごとくお新香セットを付けて・・・味噌汁は具沢山・・・w


 〆て310円はかなりやりすぎだろ?な出来具合ですね。肉はもしかしたら”吉野家”よりも多かった


 かもしれませんwそしてスタッフ陣はあまりマニュアルを気にしなさそうなチャイナペアでしたw


 たぶん普段からもそんな感じなのかもしれません。ツユダクダクダクとかリクエストしている客人


 にも応えていましたw


 ”吉野家”よりも濃い味なところは確かにテイスティングでうまいとは云えませんが、以前よりもボサ


 ボサした肉感に変化が出てきたかな・・・と感じるところもありました。


 店舗数の勢いで業界売上1位になったことで何かパワーを感じますね。


 今回だけかもしれませんが以前よりも好印象になりました。

 
 並盛セットであっただけにここは消化も早くいよいよ最後の三軒目。


 大久保駅横の”松屋”へ・・・。


 とここで店に入る前にとりあえず整体院へ予約を入れ、10分ぐらいで行くことを伝えます。


 (よし・・・登頂まであと少し・・・ase)


 自らにプレッシャーを掛けて・・・ここでも同じような小鉢を選びます。


 

 
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 牛めし並(味噌汁付)+キムチ・・・〆て320円。


 味噌汁はやはりサービスなだけにしょぼさが光ります。


 自宅であれば絶対にこんな味噌汁は飲まないだろうというぐらいのレベルで、


 ワカメも浮き上がってこないです。。。


 さてそんな中注目の牛めしですが・・・ 普段と変わりないですねw


 肉の薄さが目を引く”松屋”ですが、シロメシも細みなきらら397ときたら、全体で固さが


 残る出来栄えですね。なんとなくバランスが悪く全てが絡まないドンブリ感です。


 ”松屋”の場合、牛めしがメインではなく肉系を取扱う定食屋ですから2歩、3歩引いて


 いても致し方ないかなと思います。カモ的にもここはブタめし(+ドレッシング)の方が


 うまいと感じますし、オーダーのときのスタッフも”並一丁”のコールもブタで、牛めしの


 場合は”牛めし一丁”ですから・・・。ううむ・・・どこかズレてるんですよね・・・ase


 そうそう、”松屋”の場合、売上げが落ちてきて寂しさが増してくると量的に勝負してくること


 が多いかなと感じられます。あくまでカモ的な印象なのですけど、ほっといても繁盛している


 ときには、マニュアルに近い盛り付け感が感じられます。今回の240円勝負でもそんな


 気がしました。店員の接客もほどほどでインパクトの薄い店感は相変わらずだなと思えます。


 

 さて、3店の牛謝肉祭の評価ですが、やはり売上ランク通りの出来だと思いました。


 すきや、吉野家、松屋・・・。十分にこの順位でいいと思いますw


 かつての味わいからすれば吉野家は抜けていることが必然でしたが、今の状況では


 勢いのある”すきや”に譲っているのが本音だと思います。吉野家の勝負弱さが残念で

 

 なりませんね。今回の調査でも客数も確実に他の2店に負けてました。


 ”すきや”は今年には豪産から米産の牛肉にシフトすることも伝わってきており、


 今年もまだまだ風雲児でしょうしね・・・。


 この後は時間通りにとある整体院へ・・・。ハサミでチョキチョキされる店ですが、


 和やかな雰囲気の中、希望の90分スペックを遥かに凌ぐ内容でタイムオーバーの110分に


 至ってました。


 最近何かと楽しみが増す大久保界隈ですが、そろそろ旧正月も近づいてきており周辺動向


 も変化が出そうです。



 では今夜はそんなトコで。。。