制作30周年という事で、テレビ放送されたものを久しぶりに見た。

 

我が家は、加入している配信で見る事が出来るのだが、やはり昭和の

 

テレビっ子としては、気軽に見られるのは嬉しい。

 

ストッキングを頭から被ったり、お道化てピッチャーをやってみたり、

 

優男 【正和さま】としては、見たこともない姿を惜しげもなく見せてくれた。

 

それにしても、本当にカッコいい。

 

ただ、歩く姿だけでも本当に絵になるし、古畑のシリアスな部分の説得力は正和さま

 

ならではのものだろう。

 

「ニューヨーク恋物語」のようなコテコテの二枚目だけのイメージを払拭した

 

正和さまの財産とも言える作品だ。今見ても、とても面白かった。

 

イチローさんは役者のように上手かったし、小石川ちなみ先生こと 中森明菜さんが

 

何度も話の中で登場するのは、表現力と共に彼女の存在感が皆の心に残り、

 

古畑任三郎の世界観を揺るぎないものにしたからだろう。

 

それにしても・・・。

 

権利の問題なのか?大人の忖度なのか?旧J事務所の圧力なのか?

 

津川雅彦さんの「再会」と「SMAP」は放送されなかった。

 

私の観ている配信では、木村拓哉さんの「赤か?青か?」も放送されない。

 

【権利の問題】の理由だけで。

 

いい加減もう、そういう【昭和の身勝手な、権力を振りかざす極み】の様なやり方は

 

止めてくれないか。

 

余りにも視聴者を馬鹿にしていないか?

 

何よりも今回は、田村正和さんに失礼だ。

 

30周年記念と名打つなら、全作品をおやりなさいよ。

 

ノーカットで。

 

そんな甘っちょろいやり方だから、Netflixに勝てないのだ。

 

私はテレビを愛している。もうこれ以上失望させないでくれ。落ちぶれないでくれ。

 

テレビならではの、大風呂敷を広げて楽しませてほしいのだ。

 

オワコン何て云わせないでくれ。

 

ともあれ、古畑任三郎よ。永遠に。

 

ギョウカイの馬鹿な大人たちのズルくて汚いやり方に、汚される事無く、

 

これからも、この名作は、広く人々に愛されて行く事だろう。