年を取ると 出来る事が 日々少しずつ 強制終了していく。

 

だから 心と身体とを折り合いをつけて新たな生き方を模索していく必要が出てくる。

 

これは、表面的な一部の事で、治療や努力だけでは解決できないものもある。

 

何か、新しいアイデアが欲しくなる。

 

食いしん坊の私は、沢山食べるのが人生の喜びの一つだった。

 

だが、此処へ来て治療中の経過が中々良くならない事の 一つに

 

歳相応の食べ方が出来ていない事もあったようだ。

 

お不動様は、『人生で何か良いことが突然起こって、それで状況が変わって行くと

 

思っているんだろう?』

 

「ハイ。」

 

『それは、違うぞ。お前自身が生き方を変えた時、状況が変わっているのだ。』

 

なるほど。

 

私には、今、家族と叶えたい夢がある。

 

その夢を叶えるには変われ変われと願うのではなく まず違う自分になる事らしいのだ。

 

取り敢えず食生活としては、体調が整うもの中心の 食事内容 を目指すことになる。

 

先輩方がオートミールを始めたり散歩を日課にしたりするのは こういう事なんだな。

 

ダイエット目的ではなく、一番体調が良いところを目指していくのだが結果、

 

身体が軽くなっていると上々だ。私に取ってみれば全く、別人になるようなものだ。

 

お不動様曰く それが出来た時にこそ違う人生となり夢も叶っていくという事らしい。

 

色々とやる事 があって大変だなあと思ったが、この歳になっても全く新しい人生を

 

始められるのだと思うと強制終了も悪くないなあと思って、少しワクワクした。