「次の休みに結婚しよう。」
受話器越しにソンジェが言った。
それはまるで普通のことのように。
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ソンジェはいつも気まぐれだ。
「次の休みにドライブに行こう。」
そう言ってたのに、
「今日は家でのんびりしよう。」
予定変更。そんなことがしょっちゅう。
そんな気まぐれなソンジェに、最初は振り回されてた。
腹をたてることもあったし、ソンジェの考えを理解したくて考え込んだりもした。
でもある日、そんなことソンジェは望んでないって気づいた。
それなら、もっとソンジェといる時間を楽しもう。
ソンジェの気まぐれを楽しもう。
そう考えるようにした。
「次の休みにドライブに行こう。」
「うん、いいね♪どこ行こうか♪」
当日予定変更。
「今日は家でのんびりしよう。」
「うん、いいね♪今日は寒いから家でのんびりしよう♪」
「次の休みはミュージカルに行こう。お世話になった先輩のミュージカルなんだ。」
「うん、いいね♪楽しみ♪」
当日予定変更。
「今日は映画を観に行こう。」
「うん、いいね。…でも、先輩のミュージカルはいいの?」
「昨日行ったから。」
「じゃあ、今日は映画を楽しもう♪」
私はソンジェの提案を「うん」と受け入れるのが習慣になった。
だから、今も私はいつものように返事をした。
「次の休みに結婚しよう。」
「うん、いいね。」
ソンジェがそれはまるで普通のことのように言うから。
だから、私はいつものようにソンジェの提案を受け入れた。