最近知人が、あのヰセキのタフが欲しくなっているようで。
で、このヰセキのタフとかペット50とかって実はカワサキだったのだよね。 まあカワサキってやはり大排気量車のイメージが強いのか、ホンダのスーパーカブに代表されるこういうビヂネスバイクのイメージは無いのが普通だとは思うけど。
しかしこれが空冷2ストなのにヘッドだけ水冷という実に先進的なエンヂンで、昭和のオヂサンな私などはヤマハのYSRが新車当時にあった水冷ヘッドキットを思い出してしまいますな!
というか農機具メーカーの発動機に関するノウハウもなかなか侮れん気がするんだけどなあ?
個人的にはホーネンスあたりに頑張って欲しかった。

そういえば昔、あの種子島経さんが執筆された『33時間の日』という中編くらいの小説がありまして、そこに出てくる架空のオートバイメーカー、シバタオートバイというのに「なんか農機具屋みたいな名前だなあ?」と思ったものをでした。
これはそのシバタオートバイのドイツ法人社長が会社の金600万ポンドを横領しアメリカに逃亡する‥‥という物語で、そのシバタのオートバイ部門が企業内の無理解などから造船部門から締めつけをくらうとか、そんなのモデルはほぼ限定されるんじゃないかと?