二日目。

夜明け前に出発するつもりだったが、前日の寝不足と疲れで少々お寝坊しちゃいました。目は覚めていたのですがね^^;

4時頃シュラフから這い出し朝食を済ませ、テントを撤収した所で日が射してきました。
木漏れ日が眩しい。
今日は期待出来そう(*^▽^*)


一晩過ごした本沢温泉キャンプ場に別れを告げ出発。

夏沢峠に建つ、右にこもれび山荘。左に夏沢ヒュッテ。


夏沢峠。


硫黄岳山頂到着。
ややガスっぽい。


ひろーい山頂。
この後ろに爆裂火口壁があるが崩れて滑落しやすいのでロープが張られてます。
当然、またいで覗くなんて事はしてません。
ルールは守りますよ。<( ̄へ ̄)>エッヘン


石室。
ここで悪天候になったら雨風しのげます。


ケルンに導かれ山頂を目指す登山者達。
ちっちゃくて見づらいですね。スミマセン


硫黄岳山荘到着。


この山行での初富士。
凛々しい。


大同心という絶壁でリードクライミングをしている方がいました。
大きな声で「ビレイ解除」等、掛け声掛け合っていました。

この下はまだ急斜面になってるので一つ間違えば天国モード確定です。怖い。
でも、やってみたいです。


こっちはこっちでこんな鎖場が…


初梯子。
後で解った事だが、この梯子は冬季用だそうで…
登っちゃった(*^^*)


横岳主峰奥の院到着。


横岳は予想以上に際どく危険箇所が多かったので疲れました。

赤岳への稜線歩き。
少々風が強く汗が冷えて寒いが、日差しがあるので気持ち良い。


三叉峰到着。


地蔵の頭到着。
ここを下りると赤岳鉱泉。
このまま稜線を行きます。


赤岳展望荘到着。


赤岳を登頂し、キレット小屋もしくは行ければ権現岳を越え青年小屋まで行くつもりだったが、ここで力尽きてここの赤岳展望荘に泊まる事にしました。
時間的にはキレット小屋まで行く時間はあったがもう歩けません。予備日取ってあって良かったです。
無理して進んでたら赤岳の下降で滑落してたであろう。

小屋で一寝入りしてたら夕暮れ時。

夕暮れの富士山。
絵になります。


日が沈みます。
なんと幻想的なのでしょう。(ビフォーアフター風に)


夕日を堪能した後、素泊まりなので自炊で夕食を摂る。
そして、お風呂へ。
なんとこの小屋、頂上付近の高所にあるのにお風呂があります。
大きな五右衛門風呂で水は雨水を使用しているそうです。
環境を考慮しシャンプー石鹸は不可。
風呂に入れるだけでもありがたいです。

さっぱりとした所で就寝。

夕方に一寝入りした為か、なかなか寝つけず一本点けようと外へ出ると夜景が綺麗だったので一枚パシャリ。
風が強く気温も10℃以下。
寒すぎるので早々に退散。


そして小屋へ戻り、眠りについたのでした。

三日目へ続く。
登山日 :8月20日~23日
登山形態:単独行
_____縦走
_____野営及び小屋泊
踏んだ頂:丸山
_____中山
_____東天狗
_____硫黄岳
_____横岳(奥の院)
_____赤岳(日本百名山十一座目)
_____権現岳

3月に投稿した記事で宣言した通り、行って来ました。南八ヶ岳大縦走。北から南へ。

予報では4日間、曇りまたは霧一時雨。

前日の夜まで悩んだが、webで見た気温が下がれば雲は下がるという情報を信じダメ元で車を走らせた。

午前4時麦草峠無料駐車場着。
仮眠を取ろうとシートを倒したが寒さで寝つけず毛布でも持ってくればよかったと後悔。

やがて夜が明けると良い天気。ナイスです。

来る途中、コンビニに寄って購入しておいたパンと缶コーヒーで腹ごしらえをし、登山スタイルに着替え出発。


スタートです。


麦草ヒュッテ


麦草ヒュッテを横目に笹原へ入ります。


すぐに樹林帯へ。


丸山頂上到着。まずは一座目。


高見石小屋到着。


中山展望台到着。空が青いです。


手前に霧ヶ峰。奥に北アルプスの一部。


美ヶ原。


浅間山。


3月に登った蓼科山と北横岳。


少し離れた所に中山山頂。二座目。


中山峠到着。


ここが天狗の奥庭かな?


雲行きが怪しくなって来ました。

ゲリラ豪雨の様子。こっちに来ないでくれと思ったら麦草峠の方へ進んだようだ。一安心。


東天狗岳山頂到着。ガスで展望無し。


西天狗岳はガスで覆われてしまったのでスルー。あっちの方が標高高いのだが…
またの機会にします。


ここから稜線を外れて本沢温泉へ下ります。


本沢温泉到着。


小屋でテント泊の受付を済まし、テント設営。
テント場は小屋から5分ほど下った所にあります。


一息いれて早速露天風呂へ。

露天風呂へはテント場から15程登った所にあります。
結構、疲れた足には効きます(*_*;

ここを真っ直ぐ進むと硫黄岳方面。
露天風呂へは左に進みます。
風呂に入るのに普通に登山します(;゚д゚)


露天風呂到着。
あたり一面硫黄の匂いがぷんぷんします。
誰もいません。貸し切りです。\(^o^)/
混浴なのでちょっと残念。
でも、居たら居たで気を使うし恥ずかしいので、のびのびと入れるからむしろ良い。


日本最高所にある露天風呂。


脱衣所は無く、登山道からは丸見え。
しかし、日没が近いので人の気配は無い。
思い切って渡り板の上で真っ裸になり、いざ湯船へ。

硫黄岳の爆裂火口壁を間近に眺めながらの入浴。最高です。
余りに気持ち良すぎて、縦走止めてこのままここでゆっくりして下山してしまおうか思ってしまったほどです。

湯温はぬるめなので長湯出来ますが、これからの季節は寒いでしょうね。

あまり長湯し過ぎて日が暮れてもなんなので、程々にして上がりました。

小屋へ戻り生ビールを注文し、一服。
やっぱり風呂上がりの生ビールは旨いですな。
因みに、この山行でのアルコールは諸事情によりこれっきりとなりました。

テントへ戻り夕食を済ませ、明日の為に荷物を整理してから21時頃、就寝。

二日目へ続きます。
登山日:2014/07/22
形態:単独行 周回

午前2時起床。
体が重い。
既に筋肉痛も始まっており、ガチガチです。

起き上がってみると軽くめまいがする。熱が上がってるようだ。

今日どうするか悩んだ。
時間に不安も残るし、無理せずこのままキャンプを楽しんで帰るのも悪くないなとも思ったが、とりあえず薬を服用しお湯沸かしてフリーズドライの青菜御飯に注ぎザックに詰めた。
出発してから途中で朝食を摂る為だ。

3時を過ぎると辺りが白々と明るくなり始めた。

どうやら予報通り天気がいいようだ。
やはりこのまま帰るのはもったいない。
(この日で関東甲信地方は梅雨明けになりました)

薬が効いてきたのか体が軽く感じてきたので、調子悪ければ躊躇せず戻ると決心し、予定の1時間半遅れの4時半に出発した。

目標は10時に登頂。出来そうになければ撤退。

仙丈ヶ岳入山。


二合目到着。
日の出を過ぎたようだ。


木洩れ日が眩しい。
空気が清々しいです。
風邪も吹っ飛びそうです。


三合目到着。


四合目到着。
順調です。


五合目、大滝頭到着。
藪沢ルートの途中にある馬の背ヒュッテへ抜けるルートとの分岐点になってます。


ここで用意しておいた朝食を摂る。

mountain daxのライスケースという物を見つけ購入してたのだが、ネオプレーンというウェットスーツなどに使われている素材で出来ており、水に強く保温性があります。これは使える。

お湯を入れたフリーズドライの御飯をこれに収納して持ってきたが、しっかり湯戻りしお湯を入れてから3時間経つがまだほんのり温かい。気温は15℃ぐらい。
しかし、厳冬期は凍ってしまうだろう。
3シーズン限定使用かな。


小休止し、再出発。

六合目到着。
森林限界を越えます。


富士山が見えました。
奥にちょこんと頭を出してます。
テンションあがりました。
もう戻る気ありません。


仙丈ヶ岳側からもテント場が見えました。
今度は我が家を確認できました。
一番手前に周りの木の緑とは違う明るい緑の物体が見えます。判るかな?
それが我が家です。


小仙丈ヶ岳到着。


小仙丈カールと仙丈ヶ岳の稜線。
登山道がはっきりわかりますね。


稜線を吹き抜ける風がとても涼しく、心地よい。
アルプス歩きの醍醐味です。

天気も良く最高の景色。
やはり来て本当に良かった。

北アルプスが見えます。
槍ヶ岳の穂先も。
感涙物ですよ。


八合目到着。


中学生の団体が山頂から降りてきた。
一人一人が「コンニチハーッ」と元気良く挨拶してくる。
なかなか可愛いものである。すっかりオッサンしてます

こちらは登りで息切れして、また風邪の影響もあり苦しいが、気分がいいので声を振り絞ってはっきり「こんにちは」と返した。

仙丈小屋への分岐。


山頂付近の道標。
大仙丈ヶ岳まで行くと最終バスに間に合わないのでスルー。
体調良ければ行きたかったけど諦めました。


南アルプスの女王
仙丈ヶ岳制覇。
(初3000m越え)


旧山頂指標。
標高変わってます。


三角点タッチ。


左に北岳、右に間ノ岳。
富士山が左奥に見えるはずだが雲に隠れてます。
見えてたら標高ランキング1位2位3位揃い踏みです。残念。


昨日登った甲斐駒ヶ岳。
仙丈ヶ岳が南アルプスの女王と呼ばれるのに対して、甲斐駒ヶ岳は南アルプスの貴公子と呼ばれるように、凛とした力強さを持つ山ですね。かっこいいです。
白く見えるのは雪ではなく、山肌が白い為です。


パノラマ撮影。




次から次へと登山者が山頂へ上がって来る。
撮影の邪魔になるといけないので登頂気分を満喫する間もなく早々に立ち去る。

仙丈小屋まで降り、小休止。
他の登山者も思い思いに休まれてます。

それにしても人気の山だけに富士山程でないにしろ人が多い。
でも、この位がちょうど良いかな。


小屋から少し離れた所に水場があります。
やはりとても冷たく1分と触れていられません。
これでサントリーウイスキー白州を割って飲みたくなります。本当の南アルプスの天然水だけに。

石南花の花が咲いてます。


丹溪新道への分岐点。
藪沢新道方面へ進む。


馬の背ヒュッテ到着。


藪沢新道への分岐点。
北沢峠ルートへ進む。

藪沢新道は雪渓崩壊の危険がある為、通行止めになってます。


この沢を渡ります。


藪沢小屋到着。
無人小屋です。
携帯トイレ使用のトイレ有り。
トイレの中を覗いてみたら便漕がない便座の付いた椅子が置いてありました。
当然、出したモノはお持ち帰りです。


雪渓のトラバース。
慎重に歩けば怖くありません。
ちょっと、この雪渓をアイゼンとピッケルで登りたい衝動にかられました。
夏山始まったばかりだが、もう冬が待ち遠しい。


仙丈ヶ岳登山口へ帰ってきました。


当初の計画では、多く見積もり15時下山予定でしたが、早く到着でき14時でした。

テント場へ戻り、テント撤収。
アタックザックから大型ザックへ、デポした物を含む全ての荷物をパッキングし直しバス停へ。

思いのほか、撤収に時間がかかり15時を過ぎてしまった。
15時に下山してたら最終バスに間に合わなかっただろう。
早く下山出来て良かった。

北沢峠に建つこもれび山荘へ立ち寄り、自販機で不二家ネクターを買い飲み干した。
ネクターってこんなにうまかったっけ?
本当はビールが飲みたい所だが、これから車で帰るので我慢です。飲酒運転撲滅。


バスの発車時刻になり乗り込む。

運転手からのガイドトークを聞きながらバスに揺られ、仙流荘へ。

バスを降り、車へ戻って鍵を出そうとするが、無い。

慌てて荷物をひっくり返してもみつからない。

こんな山中に車を置いていくわけにもいかず途方にくれた。

JAFや鍵屋にTELしまくった。

鍵屋は対応範囲外で断られ、JAFは開錠のみ出来るとのこと。
とりあえず依頼し、折り返し連絡を待った。

待つ間、ひっくり返した荷物をさらに広げると何かが落ちた。

見つかった。

急いでJAFに依頼キャンセルの連絡をした。

JAFのオペレーターの方に「見つかって良かったですね。」と心優しい言葉をかけていただいた。
感謝致します。

とんだタイムロスになってしまった。

気を取り直し、仙流荘で日帰り入浴出来るようなので、二日間の汗を流し帰路についたのでした。


感想

甲斐駒、仙丈ともに登山道は明瞭で、濃霧にならない限り、道迷いはありません。

最後の鍵紛失未遂以外は特に問題無く、山行を終えられて良かった。

アルプスの稜線歩き最高です。


後日談

風邪が悪化した。鼻ズルズル、喉ガラガラ。
当たり前ですよね。ショック!