▶芯食ってない資料?



「必要な情報は載ってる」
「キレイに作って、それっぽくできてるように、見える」

なのに、ピンと来ない。ズレてる
と指摘されることが最近多い。


なぜなのか、原因を考えていたが、
やっと自分の中で明確化できてきた。


それは、
資料が、「Infomation」になっていて「Answer」になっていない
ということだと、今は理解している。



本来、資料というのは、
なにか「知りたいこと=Q」があって、
それに対しての「答え=A」である
はずなのだが、


それっぽく見えるのに、「芯くっていない資料」というのは、
その資料が「Infomation」にはなっているのだが、「Answer」になっていない
のだ。



たとえば、何か数字の報告資料を作成するときも、
報告される側からすれば「数字が伸びてるか伸びてないか」が知りたいとしても、
報告する側の資料が「数字の絶対額」しか記載してないものであれば、

知りたい内容を知るために必要な「情報」としては充分なのだが、
知りたい内容をドンズバに「答え」ていないので、
「芯食っていない」資料になってしまう。






▶芯食う資料にするために?

Infomationじゃなく、Answerになっている資料を作るにはどうしたらよいか?


それは、
Answerの前提になる「Question」を、
事前に明確してから資料を作る

ということなのだと思う。



よく、「1ページ1メッセージ」と言われるが、
おそらくそれでは不十分だ。

いきなり、「作成者側が何を言うか」を1メッセージ絞り込むのではなくて、
「見る側が何を知りたいのか?」を明確にしたうえで
、1メッセージに絞り込まないといけない。


とにかく、
「何を知りたいのか?」「それに完結に答えるとなにか?」をセットで明確にした上で
資料を作らないと、
ただのInfomation資料=「芯くってない資料」になってしまう。


自戒エントリですが、ご参考までに。














社外・部署外の方はご存じないかもですが、
今アメーバでは、「成功ストーリー」というKWが話題です。

参照)曽山さんのblog
http://ameblo.jp/dekitan/entry-11987972824.html




先週金曜日に行われたアメーバMGR合宿で出たKWなのですが、
そのワークをしていく中で、自分なりに整理して見えたことを
せっかくなので共有させていただきます。



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成功ストーリーを立ててみようと考えるときに、漠然と考えがちですが
他の人の発表などを聞いていると、



その成功ストーリーの肝である
「ワクワク度」には
STEP
がありそう

ということが見えてきました。









図解してみると、こんな感じ。


そもそもその成功ストーリーは、
上記の通り、4つのSTEPというかレベルに分かれるのではないかと思います。

成功ストーリーを、わかりやすく(?)、「絵に書いたモチ」にたとえています(昭和感



今回の皆さんの発表を聞いていると、
多くの方がまだ「Lv0:絵に書いたモチさえ描けていない」状態かなと思いました。
(僕も含めですが)









また、各STEPの間に存在していそうな大きな「壁」を2つ見つけましたので、
それを追記してみますと、こんな感じ。




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


仮に自分で良い「モチ」を見つけたと思ったとしても、
そのモチの魅力度が周りに伝わるかどうか は別。

その周りへの共感・浸透の鍵になるのが、ラベリングかなと思います。

例えば、「MAUを1000万にする」だけだと、やっぱりモチの魅力は低いですよね。

これが壁1。




で、それは突破して、みんなでワクワクできるようなモチを描けたとしても、
結局はそれに現実味があり、そこに近づいていける実感が持てないと
結局は見掛け倒しのモチで終わってしまうと思います。

その見掛け倒しのモチで終わらないように、
いかに初期からその実現難易度を明確にし、
そこに向き合っているか?(向き合い続けているか)が大事
なんだろうな と思います。

ラベリングの大事さ は、弊社の活性化での散々言われてることなので
意識されている方も多いかと思いますが、
逆にそれが弊害で「ラベリングで浸透しさえすればイケる」みたいな変な楽観視
に結びついているケースも多くある気がしています。

これが、壁2です。




となんか長くなって説教臭くなってきたので
これでおしまいにしますw


せっかくMGR合宿で自省し、成功ストーリーの大事さを認識された皆様、
レアな水曜休みだからこそ、今日あたり、合宿の延長戦として向き合ってみてはいかがでしょうか?w


毎度のことながら、自分のことは棚に上げた上からトーク、
失礼しました。



先日の「議事録勉強会」に続き、
今日は「資料勉強会」を主宰させていただきました。




何やらキャッチーな表紙から始まっておりますが、
僭越ながら、土屋が資料を作る時に心がけていることを話させていただきました。



本部時代から含めると、計5年くらい資料作成が多い業務に携わらせて頂き
その間、諸先輩方が作り上げてきた各資料のノウハウをいいとこ取りしまくってきましたので、
それをさも自分が思いついたかのように、偉そうに語った会になりますw




さて、中身にもちょっとだけ触れさせていただきますが、
そもそも資料なんて読んでもらえてないっすよ
的な現実の直視から始まりw


*だからこそ、ちゃんと見てもらえる「良い資料」を作る必要がある、という前段です。




その上で、では「良い資料」のポイントは何か
という話をしました。


僕が思う一番のポイントは、
「引き算」だと思っています。

*ん、なんかどっかで聞いたことあるフレーズですね



みんな、良い資料にしようとすると、つい「足し算」をしてしまいがちですが、
経験上、足し算をすると、どんどん「読んでもらえない資料」になってしまいます。






「引き算」と言っても漠然としすぎているので、
イメージに落としてみました。


こんな感じです。

「引き算」には、

「余分なものを削ぎ落とす」
という意味だけでなく、

「そもそものベースをマイナスに持って行くことで、
フラットでも強調して見えるようにGAPを作る」

という意味も含んでいます。







そして最後に具体的な「引き算テクニック」を紹介しました。



具体的な資料とセットでないと上手く説明できないため、
ここでの開示は控えますがw

勉強会セットはできているので、万が一ニーズあれば、お声掛け下さいw


ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!!


本日、Amebaに配属された新卒向けに
「議事録勉強会」なるものを行いました。


議事録の勉強会???
という感じかと思いますが、

特に新卒で駆け出しの彼らにとっては
「できる奴かどうかのバロメータ」として
議事録が先輩から見られる
だろうケースも多いと思いますし、

そういうマインドセットをした上で、
研修を行いました。


なお、議事録については、
新卒以外にもノウハウを公開する意義があるだろうということで
ここでポイントだけ中身をポロリさせていただきます。





今回の研修で、
僕がいちばん伝えたかったのは
これです。



別に議事録にかぎらず、
与えられたミッションをベストに対応していくためには、
何事も「そのミッションの役割・ゴール」をちゃんと把握しておくことが大事
です。

わかっていないひとほど、Tipsやノウハウに目を向けますが、
それは間違いであります。


先輩社員でも、わかっていない人が多いと思います。



さて、
では惜しみなく公開します。

こちらです。


議事録はそれ単体でどうというものではなく、
前後の文脈を「正確に」つないでいくことが、その役割です。





で、その「正確に」るためのポイントが秘伝なわけですが
それがこちらです。


要は、
変に自分で解釈した内容にまとめてしまわず、
出た発言をそのまま書こう
 と。


セリフをそのまま書いておくことは良いことだらけで、

【会議参加者】    脳再再生しやするなる *会議の流れまで詳細に
【議事録閲覧者】  決議に至った文脈や議論の中身が、流れでわかる
【議事録書き手】   自分の間違った解釈を入れずに、正しく伝えられる


うん、どの観点から見ても、良いことしか無いですね。



一応それ以外の話もしたので、
まとめはこちら。


ということで、
新卒のみなさん、

良い議事録を書いて、「できる新卒認定」を勝ちとり、
早期に大きい仕事を任せてもらいましょう!!!!!


みんな、がんばれーーーーー




センターピンとは、何のためにあるか?




もちろん、「メインKPIを伸ばすため」なのですが、
もうちょっと具体的に考えてみてください。



もちろん、答えは複数あると思いますが、
僕が思うセンターピンの目的は
「ダカイゼンで頑張る方向を、明確にすること」
だと思っています。


要は、
「単純に足元の数字を伸ばすために伸ばす指標」
というよりも、
「サービスとして(意図した方向に)大きくなっていくために必要な指標・方向性を表したもの」
だと思います。





たとえば、
FACEBOOKが成長するにあたってのセンターピンは
「登録から10日以内に7人以上の友人とつながる率」だったそうです。

参照)
http://www.find-job.net/startup/event_growth0726





こういうのが、理想的なセンターピンだと思います。

というのは、このセンターピン設定することで
新規開発や改善の全ての判断基準(優先順位付け)が、
「登録初期段階で多くのリアルグラフの友人とつながらせる開発」に寄せられる、
つまり、
どの方向でこのサービスは頑張ればいいかが
かなり具体的に明確になる
 ということです。


これがもし、DAUや新規獲得数だったりすると、
もちろんある程度は制約されるので、無いよりはあった方がいいと思いますが、
ただ、「DAUの伸ばし方」といっても方向性が多様すぎて、
なかなかフォーカスポイントを絞りきれないと思います。




なので、設定しているセンターピンが「良いセンターピン」か「悪いセンターピン」かは
「頑張る方向を、具体的に明確にしてくれているかどうか」でわかります。

具体的であればあるほど、外した時のリスクも大きいので注意が必要ですが、
それを恐れて抽象的になりすぎても
「何も方向性を示してくれない=何も言っていないに等しい」
センターピンになってしまう可能性があるので、注意です。


ちなみに、
「センターピンに設定するKPIは、
結果論KPIではなく、戦略KPIじゃないといけない」

というもう一歩踏み込んだ話もありますが、それはまた次回w