わが社にやって来た、中国人実習生の、半数近くは、あまり視力が良くありません
張さん②だけは、最初から眼鏡をかけていましたが、1期生の二人は、寮に眼鏡はあるのに、仕事中はかけていませんでした
寧さんも、中国での健康診断では、0.3と0.6と、あまり良くはありません
先日、わが社前の歩道での出来事です
近所の第二工場から、歩いて戻って来た上司を寧さんが見ていたそうです
が、寧さんは良く見えないのか、眉間に皺を寄せて、睨むような目つきだったそうです
ところが、寧さんと上司の間には、寧さん側を向いた、お隣の商店のお兄ちゃんが…
二十歳を少々過ぎた、お隣のお兄ちゃんなんですが、寧さんの目つきが悪くて、喧嘩を売られてると、勘違いしたようです
寧さんの方に、肩を怒らせ歩いて行ったので、上司が慌てて後ろから声を掛けたそうです
二十歳過ぎて、しかも地元の有力者である商店のお兄ちゃん
自分の店の前で『何やってんだよ?』と思う反面、寧さんの目つきにも、問題があるのは確かです
ワタシとしては、一発位殴られれば良かったのに…なんて、思いますけど
お隣のお兄ちゃんにしても、地元の有力者の息子だからって調子に乗って
いい年して睨まれた位で、自分の店の前で喧嘩するの?…ですし
寧さんも、見えないなら眼鏡を掛けるように言っても、聞かない理解しない
他人の顔をじっと見つめる(睨む)のは、トラブルの元…と、身をもって学べたんじゃないかと
今回は、上司が声を掛けて、事なきを得ましたが、寧さん本人は、自分の置かれた状況を全く理解していません
今後、仲裁に入ってくれる、人がいない外出先で、また無意識のうちに誰かを睨んだら…
やっぱり、身をもって学ぶべきだったのかもしれませんね