さて、我々20代という大台に差しかかる時期でありまして働くという選択肢が生まれる頃でございましょう


はいそこのクソニート共

文句を言うな


現在私はカラオケ店でバイトをしているがその話はまた別に機会にしよう


今回のお話は職場体験である

神奈川に住む人間なら中学生の時に経験しているだろう


私の母校松浪中学校も中二のときに職場体験が催された

  • 元俺のバイト先である憎きドミノ・ピザ
  • 美味いパンをAlways提供してくれるベッカライ・タカヤマ
  • クリエイトのレジ打ち
などなど多くの職業が我々の前に現れた

受け入れ職業一覧の紙の端に私の職場先はあった


海上自衛隊

おいおいこんなの行くしかないだろ

まだ愛国心が残っていた私にはこの職業があまりにも魅力的に見えた


見事希望が通り私は海自に職場体験に行くことになった

その旨を伝えるため我々(5人くらいの班)は

藤沢駅へと向かう

五分くらい歩くと事務所が見えてきた



は?ちっさ♡

お前いくらなんでもそれはないだろ

国を守る仕事の1施設がこんなボロビルの1フロアて

そこで陸曹とやらの名刺を頂いたが階級とかワンピースでしか読んだことないので知りません

挨拶を済ませ辺りを見回す

なんだよ事務作業かよォと思った矢先

陸曹は我々に書類を渡してきた


実物がないため覚えている限り書いてみる


合意書

厚木基地(以下、甲とする)にて

来客(以下、乙とする)の身に損害が起きた場合

甲は一切の責任を負わないことに合意する


は???

思い出しただけで腹が立つ



お気づきの方もいるやもしれないが

そう、今回の体験先は厚木基地

アメ公も在住する治外法権

最早日本の領土では無いのだ

そんなところに私は向かわされるのだ

唆る♤

そんなん絶対おもろいですやん

身の危険よりも好奇心が勝った

毎度その好奇心のせいで痛い目を見ているのだが


いざ当日宇宙兄弟よろしく鉄板でできたバスに乗りこみ厚木基地へ向かう

守衛にナチス式敬礼をし意気揚々と施設内を闊歩する

カレーを食わされる

誰もがカレーを好きだと思うなよ

3杯食った


資料室では海自の歴史とやらを見せられ帝国海軍がどうとか言われた

大砲が飾ってあってかっこよかった

ガキ使のように連れ回され基地長室へ連れていかれる

マジモンの偉い人を前に気がすくんだ

名刺を頂いたが家に帰って3日ほどでなくした

俺の強力なカードだったのに


このダボが


管制室では実際の離着陸を見せてもらったがあまり面白いものでもないので借りた双眼鏡で居住地を観察した

いやはやさすがは米人と言ったところか

米のように白い肌を存分に見せつけてくる

てかチンコ丸出しで庭に出るなよ

フライトシュミレーションで5回の墜落を体験した後時間が余ったので懲戒機というものに乗せてもらった

人生初の飛行機は軍用機だった

馬鹿にならんほどうるさいエンジン音に心躍らせ機内へ乗り込む、最初に出迎えてくれるのはソナー信号弾であった

これで潜水艦に乗る不貞な輩を丸裸にするという

コックピットにはボタンが沢山あって腹が立った


これ以上は外患誘致罪になりかねないのでやめておこうあんまし覚えてないし



最後に


働け