Academy Awards 2024

和訳

Academy Awards 2024

とても素晴らしい事と、寂しいことがあったと皆さんはきっと感じているでしょう。

ジェイダスミスとウィルスミスの姿がありませんでした。そして、ジョニーデップの姿もありませんでした。

Academy Awards 2016 、20人の受賞者全員が白人で、白いオスカーと呼ばれた年から、Academy Awards の選考委員会に対する、ボイコットが始まりました。アメリカのアカデミー会員の94％が白人であり、77％が男性であることが、人種的な不平等と性別の差別の原因であるとされました。ウィルスミスは Academy Awards 2016 をボイコットし、会場に現れませんでした。そして、ジェイダスミスは、勇敢にも人種差別に反対するため、ボイコットを実行し会場に現れませんでした。しかし、その時の進行役である司会クリスロックは、差別をさらに加速させ暴言を吐き捨てました。

おそらく、これは、Academy Awards 選考委員会の差し金であると考える人々が多いでしょう。

そして、Academy Awards 2022の会場に現れたジェイダスミスを待ち受けていたのは、ジェイダスミスの回復困難な病に対して、執拗に暴言を繰り返す司会クリスロックでした。もし、クリスロックが白人であったなら、非常に厳しい制裁が下されていたでしょう。しかし、それに対して、ウィルスミスは平手打ちで答えました。

アメリカ世論の５２％はウィルスミスを支持しましたが、ウィルスミスは、10年間 Academy Awards から出入り禁止になりました。まるで、殺人を犯した重大犯罪者のような扱いです。このままで良いとは、私は思いません。きっと皆さんも同じ様に考えているでしょう。明らかに、Academy Awards 選考委員会は、白いオスカーに対してボイコットした黒人俳優たちに対して、互いに潰し合わせたり、さらに、嫌がらせと制裁を加えているのです。その制裁に利用されたのは、コメディアンのクリスロックでした。そして、クリスロックは白いオスカーに反対し、ボイコットした俳優たちを侮辱し、暴言を吐き続けたのです。

さらに、ジョニーデップは、ハリウッドから閉め出されています。アンバーハードが巻き起こした、偽りの偽装暴力事件がジョニーデップの仕事を奪いました。ディズニーの世界的な人気作品、パイレーツオブカリビアンからジョニーデップは外され、世界的な人気作品、ハリーポッターシリーズの続編からも外されてしまいました。ジョニーデップが主演を演じた、日本水俣で発生した水銀公害訴訟での実話を扱った映画は、本当に悲惨で酷い仕上がりになり、世界中の数多くの映画館からシャットアウトされてしまいました。世界的な人気映画アリスインワンダーランドでジョニーデップが演じた、水銀中毒の帽子屋マッドハッターが、映画 MINAMATAで、役を演じるきっかけになりました。

なぜ、ジョニーデップがアンバーハードと関係を持ったのか私にはわかりません。アンバーハードが演じたなかで最も優れた役は、ゾンビランドでのゾンビ役だけに思えます。残念ですが、アンバーハードに優れた女優の才能があるとは私には見えません。それは、立ち方や、動き、しゃべり方、全てに現れています。

私は、才能豊なジェイダスミスとウィルスミス、そして、ずば抜けた才能の塊であるジョニーデップが人種差別を乗り越えた Academy Awards に復活することを心から望んでいます。

それから、日本で大地震と大津波、そして、福島第一原発が爆発した、３月１１日が授賞式になり、広島長崎などの核兵器と関わった Julius Robert Oppenheimer の映画が受賞したことは、Academy Awards 選考委員会が、あらかじめ意図的に準備したことだと私は感じました。さらに、日本の映画作品 GODZILLA は放射能汚染で誕生した怪物であり、現在の福島第一原発の現状と一致しています。しかし、私は、このことに対して、とてもアメリカチックであり、Academy Awards らしいと思いました。インパクトを強めるために、そして、様々な人々に関心を持ってもらうために、日時を決めるのは、彼らの仕事です。こう言った問題に、人々が興味を持つことはとても良いことだと思います。

それから、私は、エマストーンのファンです。そして、ジェニファーローレンスのファンです。映画パッセンジャーでジェニファーは、本当に魅力的に役を見事に演じました。ドアーズのジムモリソンを彷彿させる役を演じたクリスプラットとジェニファーの相性は抜群でした。そして、ミシェルヨーは、グリーンディステーニで見事な演技を魅せました。私が、ステージで観たのは、ミシェルヨーがトロフィーを離さず、エマに話しかけながら誘導し、ジェニファーの胸元にトロフィーを持って行きエマの親友であるジェニファーからエマにトロフィーを渡すように計らった。と言うものでした。

ミシェルヨーの考えていた計画に、ステージの全員が巻き込まれたようにも見えました。でも、それよりも、エマはドレスの背中が壊れたことに動揺し、受賞したこと事態に興奮し、取り乱していたように見えました。

私は、あの時、ステージにいた全員のファンなので、エマには、本当におめでとうと伝えたいです。あの時のステージの全員が素晴らしい女優であり、才能と美貌、運、実力、努力を怠らない女性であることに私は感動していました。

そして、私は、ロバートダウニー Jr と非常に有名なハリウッド子役スターだった、キーホァンのファンでもあります。映画グーニーズと映画インディージョーンズは、子役時代のキーホァン抜きには語れないでしょう。そして、ロバートダウニー Jr. は名探偵ホームズで素晴らしい演技を魅せてくれました。彼が演じた、アイアンマントニースタークは、自由奔放で、他人に媚びることなく、とてもマイペースな役でした。それは、数多くの作品でも観ることが出来る彼らしさです。映画オッペンハイマーでロバートが配役を得たのは、トニースタークが武器製造会社の社長であると言う設定が、アイアンマンシリーズで成功したからです。

あのステージを私は、ロバートダウニー Jr. らしい行動だと観ていました。ステージに上がったロバートダウニー Jr. はオスカーのトロフィーがどこにあるかもわからず、どうしたら良いのかわからない。と言ったゼスチャーをしていました。そして、キーホァンからまるで、車の鍵を受け取るかのようにオスカーのトロフィーを受け取り、その後、愛車のディーラーと接するように、ロビンスと握手しました。この時の、ステージ右側の３人にの存在に全く気が付いていないことからわかるように、ロバートは、受賞したことでかなり、舞い上がっていたのだと私は思いました。

彼が人種差別をしたようには、私には見えませんでした。なぜなら、彼が白人至上主義者なら、異なる人種の人からトロフィーを受け取ることを拒否し、辞退してはずです。もしくは、同じ白人の人から手渡すように根回しをするか、ステージ上で他の人に渡すように指示したでしょう。しかし、そのどれも彼は選びませんでした。

受賞式のレセプション、バックステージでは、ロバートダウニー Jr.は、皆で握手したり、ハグしたりしていましたし、もちろんキーホァンともハグと握手をして会話を楽しみました。彼らは、数多くの映画作品で、生まれも育ちも人種も異なる人々と共演しています。そして、俳優は数多くの国々にファンがいます。そして、世界的に有名な人々には、世界中に彼らのことが好きな人々が数多く存在します。

あの瞬間、ロバートがそっけなく見えたかもしれません。しかし、それが彼の全てではなく、彼は、白人至上主義では無いことも確かです。

人種差別は、有益でないことはビジネスをする人々の共通意識です。特に、歌手、ダンサー、俳優にとっては、全ての友好的な国々の人々にアピールしなくてはなりません。国境、宗教、人種、言語、あらゆるものを彼らは越えて歌い、踊り、役を演じています。

たとえ、政治家がトラブルを起こそうとも、Academy Awards 選考委員会が過去に白人に有利な選考をしていようと、俳優たちは、そのような問題を乗り越えて仕事をしているのだと私は理解しています。

オッペンハイマーを演じた普段のキリアンマーフィーは、非常に優しく、良い人物です。しかし、彼の素顔とは別の役を長年演じ続けています。悪役であったり、憂いのある癖のある役を演じて来ました。彼はもっと評価されるべき役者だと私は思っていました。オッペンハイマーを演じた、キリアンの受賞に私は祝福を送ります。本当におめでとうございます。この役は、キリアンにとって、とても苦難であり、人生を変えるような役だったと思います。しかし、近年の歴史上、最も重大な責任がある役をキリアンは、見事に演じました。長い年月、おそらく、もらえるとは思っていなかったようなトロフィーをもらったことに夢見心地でしょう。しかし、それは、彼の実力であり、クリストファー監督が、彼の才能に気が付き、人々が映画オッペンハイマーを評価した証だと私は理解しています。キリアンマーフィーは、映画タイムで、非常に個性がある魅力的な警官の役を演じました。そして、映画ダンケルクでは、戦争で心を患った兵士の役を熱演しました。

キリアンが演じたそれぞれの役は、全く異なる人物であり、映像から、全くの別人に見えます。彼は、内面に数多くの役を構築できる、優れた本物の役者だと私は評価しています。

もし、日本帝国軍がアジアを武力支配しなければ、そして、アメリカ領土であるハワイを攻撃しなければ、歴史は全く別の流れを産み出していました。そして、この映画は制作されなかったでしょう。さらに、広島と長崎に核爆弾を落とされることは無かったでしょう。歴史は自らが作り上げ、過去が、未来を産み出しているのです。映画オッペンハイマーは、人類が制作した最も巨大な破壊力を持つ核爆弾制作の物語を映画化したものです。おそらく、人類の歴史で最も重要な意味を持つ映画の１つだと私は思います

そして、映画バービーの受賞に、私は本当に驚かされました。マーゴットとライアンには、盛大なる祝福を送ります。しかし、１つだけ問題があります。私の家の近所の食品売場から、馬の肉が消えてしまいました。映画バービーの演出。男らしさは、馬ではない。これが、食品売場から馬離れを発生させています。

それを除いては、本当にユニークでヒューモアとカラーに溢れた、面白い作品だと思います。

マーゴットは、とても明るいキャラクターで、可愛らしい女性で私は彼女のファンです。そして、私はライアンのファンでもあります。近年、数多くの作品で個性的な魅力ある役を演じています。ブレードランナー2049では、非常に難しい役を見事に演じました。今回の、バービーケン役も非常に難しい役だと思いますが、彼らしい個性で見事に演じました。

数多くの作品がありますが、本当に素晴らしい作品が多く、世界情勢が困難であり、物価も高騰するなか、とても努力して完成させた映画作品が受賞したことに、祝福を送ります。

人間の最も重要な価値は、外見、国籍、肌の色で決まるわけではありません。考え方、行動、才能、生き方。人は生まれながらに平等にチャンスを与えられています。皆さんも諦めることなく、自分の可能性を信じてください。あらゆる困難は乗り越えるためにあります。

そして、多くの映画制作を手掛ける関係者と俳優の方、皆さんが Academy Awards 2025 に無事にたどり着けるように、祈っています。

WORLD REAL TIMES

WILLIAM