TERUさんといくつか会話をしてみると、思ったとおりの態度の大きさだった。

初対面でここまでできるのかよ・・・。

と思わせたのだ。

何を言ったのかとかは語るに足りないので、俺の心のうちにしまっておこう。

ともかく、簡単な自己紹介が済んだ後、ふとTERUが口をひらいた。

「―――あぁ、そうね、ここ一週間くらい前からかな。

なんかすれ違い様に、会ったことがあるような人が見かけるようになったわね。

まぁ、この大学の中でなんだけど、あ、もちろんあんたら以外だけど」

と、TERUさんは言った。

思った通りなのかもしれない。

いつか会ったかも知れない人が俺たち三人以外にもまだいる、と言う事だ。

「お、それは話が早い、早速そいつらを探してみようじゃないか」

と、shibaが即座にかえす。

TERUさんによると、何人かはいる所がわかるらしい。

ともかく、さっさとそこに向かってみることにしよう。

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「・・・ここ?」

と、俺が指差す先にあったのは、オカルトサークルの部室だった。

サークルの癖して・・・、とかは思った。

「うん、そこよ、そこっていってるでしょ、早く開けなさいよ」

まぁ、待てよ、心の準備ぐらい。

すぅ・・・、ふぅー・・・、よし。

そしてノックを二回。

すると中から似合わない明るい声で「どうぞー」と聞こえた。

俺はもう一度気を引き締めてドアを開けた。

中を開けると、いたって普通の部屋に、長机が二つ、そしてそれを囲む椅子。

そこのひとつだけに、一人の女性がいた。

その女性はすらっとした細身に、天然のかかった髪をしていて、椅子に座り何かの本を読んでいた。

「今は、あなただけ?」

と、shibaがその女性に声をかける。

「うん、そうだよ」

と、女性は目線を本に落としたまま答えた。

shibaはTERUの方を見て、何らかのアイコンタクトをしていた。

TERUの方はというと、短い沈黙の後、短く、「そうよ」とだけ返した。

「ほら」とshibaさんに後ろから肩を押され、少しよろめく。

「あのー、ちょっとこっちを向いてもらえますか・・・?」

と、俺はなおも視線を本に向ける女性にそう言った。

「んー?」と女性は言うと、頭を上げて、視線をこちらに向けた。

「・・・・・・・・・・・・」

女性は何も喋らない。

「あのですね、もしかしたら、俺たちのことどこかで会った事ある、とか・・・、なんかない?」

物凄い曖昧な表現をしてしまった。

「・・・・・・・・・・・・」

なおも女性は沈黙を保ち続ける。

しばらく待っていると、いきなり持っていた本を閉じた。

「あぁ!!確かに!そんな気がするかも!」

さらに椅子から立ち上がり、先ほど閉じた本を机の上に叩き置いた。

「なんでだろー、うわー不思議ー・・・。

うーん・・・、もしかして神様のお導き?」

あんたが言うと洒落にならんからやめてくれ。

「うーん、あのねぇ私たちもなぜかはわからないんだ。

だからその感覚を持っている人を集めて、そしたら何かあるかなぁ・・・、と思って」

とshibaさんが説明してくれた、むしろ俺に言ってないことも。

「あー、なるほど・・・。

面白そうだね、私も仲間に入っていい?」

俺の後ろでshibaさんとTERUさんが黙って頷いた、気がする。

「やったー!よろしくね、眉毛君!」

お前絶対第一印象だけでそう言っただろ・・・。

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取りあえず、眉毛君は嫌なので、軽く自己紹介をした。

彼女の名前は――――――――ブレイズと言うらしい。

友人に、人探しなら任せて、と言う感じな人がいるようなので、任せることになった。







急遽予定が詰まったので。

あ、腹痛い。

んじゃまた。