今日は普通に休日。


いつかのように、いつものメンバーでまた何かするらしい。


どうせ発案者は新星あたりで間違いないだろうね。


「違うよー、今回は味さんが主催らしいよ?」


と集合場所までの道中、一緒に行くことになったブレイズがそう言った。


なん・・・だと・・・。


味さんが言い出したとなると、何か裏があるとしか見なさ過ぎて困る。


「んまぁ・・・、あまり疑うのも良くないぞ・・・、out・・・」


そしてなぜか神様まで一緒に来ている、そんなに暇か。


「なにもしなくても、世界は回るからねぇー」


一種のニート?


『うううっさい!ちゃんと・・・、と、時々働いとるわ!!』


はいはい・・・、ん?


ふとポケットの中に突っ込んでいた、かなり使い古した俺の携帯電話が鳴り出す。


・・・、新星からか、なんだろう。


メールの受信画面から内容を開くと。


「今コバルトとshibaと一緒に行ってるよ、そっちはどう?\(^0^)/」


どういう顔文字の選択なんだと突っ込みたかったがそこは抑えた。


『唯とエタブレと一緒に行ってる』


と普通に返すことにした。


「新星からだった、コバルトとshibaと一緒に行ってるんだってよ」


ねぇ、誰から?と聞きたそうなブレイズの視線を感じていたので報告。


集合場所はなんか学園から最寄の駅だった。


他に誘われているのは、ブレイズによると


どくろ、Noel、TERU、そして何故か遅刻魔先生だった。


最後、なぜ。


まぁ、他も一緒に集合場所に向っているだろうよ。


恐らく、どくろ、味さん、先生のペアは固いな。


どうでもいいが。


気がつくと、学園近くのまぁそこそこ広い公園が目に見えた。


駅に行くにはここを抜けるのが早い。


学園があるため、そこそこ広いこの公園も、そんなに広く見えなくなってしまっている。


むしろ、学園が公園であるべきだ。


独自の生態系とか出来てそうだし。


公園に入ると、流石に休日なので、親子とか子供の集団がいた。


かと思ったが誰もいなかった。


かなり不自然なほどに。


「うわー、寂しいくらいに誰もいないね・・・」


ブレイズもそれに気付いたのか、そう言って周囲を見渡す。


なんかあるのこれ?


『さぁ・・・、でもこれは偶然じゃないと思う』


あぁ、感じるさ、感じる。


ただならぬ気配って奴か、どういうことなんだ。


そしてただなるぬ気配の発生源は、そこにいた。


前方2、3mの林の中に、確認できる限りで二人、いや、確実に二人だ。


「・・・out君!」


あぁ、わかってるさ、普通の状況ではないことが第六感でひしひしと伝わってくる。


「なーんだ、はずれか・・・」


こっちが身構えていると、向こうの方から接触してきた。


「はずれって、何のことかな?」


ブレイズがそれに答える。


「本命じゃないってこと、んまぁ、はずれたときは戦力分散の時間稼ぎだからねぇ・・・」


林の陰りからようやく顔が見えてきた。


一人はさっきの声の人物で、おかっぱみたいな髪型の女の子。


その後ろで黙っているのが、ものすごくガタイのいい大男。


どちらも黒のスーツのなりだ。


「・・・散れ『紅羽』」


・・・しまった能力者か!先手を取られた!


相手の女の子の声に合わせて、その周囲に紅の破片が宙に舞う。


そして彼女の手の動きにあわせてそれらは俺たちの方へ向ってくる。


くそっ!


「射て!『白鶴』!」


ギリギリ間に合うかどうかの距離で俺も能力を発動させた。


近づく破片から片っ端に光の矢で射抜く。


「私もいくよ!嘶け!『紅咆』!」


ブレイズの声は、ブレイズの両手に、燃えるような紅の二丁拳銃を握らせていた。


「へぇ・・・、あんたも紅なんだ」


燃えるような紅の破片、燃えるような紅の拳銃。


それは互いの能力の性質が似ていることを意味している。


「少しは、楽しませて頂戴ね?」


そういうと、おかっぱ頭はもう一度自分の周囲に破片を生成した。


ちくしょう、一体どうなってんだ!?





続くかも。


久しぶり。


テストありましたね。


またありますけど。


まぁ、なんていうか。


センスでカバー。





英知が強い。


でも、妨害がないのはつらい。


がんばろう。




んじゃまた。