そんなこんなで第一回上映会は、口コミやポスター、事前発表の無駄に手の込んだCMによって、中々の好評だった。


第二回目との時間は一時間ほど空いているので、その間に誰かが紹介でもしてくれたらよいのだが。


そう、俺のクラスが出した文化祭の出し物は、新星が提案した『映画』となり、


残り期間一ヶ月と言う時間にしては、中々の出来であって、いや、文化祭の出し物のレベルは超えていただろう。


砲台に変えられた時計台。


学園内を動き回るロボ。


光の弓と光の矢。


黒い霧で出来た刀。


そして二体の護衛システム。


これら全て、一人の編集係によるCGで作られていたのだ。


としても、新星の適当に振り分けた脚本、監督、編集、撮影その他もろもろ全てがきっちりその役割を果たしていたのだから驚きだ。


新星がすごいのか、そいつらがすごいのか・・・。


ちなみに俺は主役。


ヒロインはコバルト。


サブに新星にshiba。


ちょい役にエタブレ。


時計台を駆け上がるシーンは、実際撮った、しかも三回。


新星は余裕そうだったが、フィジカル担当じゃない俺にとってはかなりの苦行だった。


ああ、脚本をやった奴が憎く感じたさ。


「どうだ、主演男優よ」


不意に、俺の背後から声をかけてきたのは、助演男優だった。


「どうもなにも、すこし恥ずかしかったな」


スクリーン越しの自分とか早々見れないから、しかもこの人数に自分が何かを演じてる姿なんて。


恥ずかしい!!


「まぁ、いいじゃん。あー、俺も主役やってみたかったなぁ」


やればよかったじゃんか、自分で決めたんだから。


「いっただろ?『適当』だと思った奴を振り分ける、って」


そっちの適当か。


「そうそう、てきとーにやったわけじゃないさ」


でも、それでも助演。


「お前は主役にしても特におかしくないだろ?後は、俺以外にそれを出来そうになかったから」


いや、おかしくないことはないだろう。


「それより、お前はこの後どうすんだ?俺は屋内ライブとかで忙しいけど」


・・・、そうだった。誰と文化祭を回るかとか、まったく考えてなかった。


今はクラス全員で一回目の上演を見てたから、皆ここにいたけど・・・。


だれに声をかけてみようかな・・・。


イアshiba  エタブレ


   コバルト  帝王


    味付海苔  一人



どうしようかな・・・。


shiba  エタブレ



  コバルト  帝王



  ニア味付海苔  一人


「うれしいこと言ってくれるじゃないの。


 それじゃあ、とことんよろこばせてやるからな」


ッア゙ー―――――――――!!!!!!!!!


―――――DEAD END―――――――


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