いつだって、どんなときだってそうさ。
ようやく掴みかけてきたのに、ようやく見え始めてきたのに。
何故こうも容易く、180度手のひらを返すのだろうか。
一種の裏切りを超えて、その向こうにあるほど、憎い。
別にたいした願望じゃない、無視できるほどのちいさな願いなのに。
それさえも許そうとしないのか、それさえも叶えられないのか。
誰だって一度は絶望する、誰だって一度は諦める。
少し願った、少し追いかけた、そして手が届きそうになった。
そうしたとたん、大きく突き放される。
なにに?追い求めるものに?
得体の知れぬ何かが、一度上がった高みから突き落とそうとする。
別にたいした望みじゃない、それさえも、それすらも叩き潰そうとするのか!!
悲しくはないか、切なくはないか、寂しくはないか、そして、憤ろしくはないか。
なんて残酷で、たちの悪い何かが、そこにあるのだろう。
それはきっと運命なのだろう。
そして人はそれを打ち砕く事を、『復讐』と名づけたのであろう。
あぁ、全く、これほど邪な感情を覚えさせるとは。
いつだってそうだ、絶望は、希望で照らした運命の影からやってくる。